心の免疫【可愛京子】

2020.06/15

見えるもので世界は成り立っているわけではなく
見えないものは確かにあります。

 

 

信じる事ができたりできなかったり、
信じていると言いながら、
信じていない行動をしてしまう・・

 

 

どんなに良い事でも
聞くだけ、見るだけ、読むだけでは
忘れてしまう私達のもろい記憶は
伝える連鎖が立たれている状態・・

 

 

理想と現実 夢と生活・・
認められたい人から認められず
失望体験が作る傷や、続く孤独な心には
後戻りしたくても出来ない過去がよみがえります。

 

 
閉じた記憶は他者への悪い影響となります。
恐れが疑いに変わり、状況をコントロールしようと
策略が始まり、傲慢の悪循環へと・・
たとえば「この人には気に入られたい」
自分はこうありたい

 

 

それが「周りにはこう見られたい」と
他人を思い通りに動かそうなど
かなえられるはずもないのに

 

 

一方的な自分の思いに囚われていると
その場その場の思いつきに振り回され、
不安定さだけが行動の癖になってしまい
支離滅裂を呼んでしまいます。
揺るがない喜びを持つ者に変容させてもらうには
寄り添う仲間、本物の思いやりの
美しい記録が必要です。

 

 
今までに受け取った善を思い起こし
限りなく面倒な作業を
忠実に、無尽に
行動に移して生きている名もない人々の中に
敬意を感じる時
心の免疫もいただくことができます。