創意工夫【瀬上一憲】

2020.06/02

水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」
少しずつ日常が戻ってきています。
完全には程遠い感はあるものの、
それでも、街が死んでいたあの頃と比べると雲泥の差。
仕事ができる喜びを噛み締めつつ、患者と正対しています。

 

 

それにしても、「雇用調整助成金」制度って、評判悪いですね。
持続化給付金の手続きもあれこれ言われていますが、まだましかもしれなせん。
元は給与から強制天引きされた労働者のための「雇用保険」なんですけどね。

 

 

この資金を使ってへんてこな建物を
作るときは右から左にお金を使うのに、
イザというときに労働者のために使われる
ことがないというのは、酷い話です。

 

 

経営者の方曰く、
本当に支給するつもりがあるのかという
疑問がつきまとうほど複雑怪奇な申請の
仕組みと支給の遅さだとされます。

 

 

 

更に輪をかけて
評判が悪いのは、
窓口の高慢なお役人だという。

 

 

田舎だから特に
そうなのかもしれませんが、
いつの世も意地の悪い「地頭」たちに苦しむのは・・・・。

 

 

話を変えます。
テーマは創意工夫。
我々の業界とは違う農業の
世界に生きる方々の事例を2つ紹介いたしたく。

 

 

まず、長芋農家の方。
長芋って、それほど味の違いがない
食べ物のように考えられがち、ですが。

 

 

 

これが、長芋を美味しくするために
どうすればいいのかに情熱を傾けたさる
親子の手にかかるとどうなるか。

 

 

 

土壌改良、肥料、育て方、収穫のタイミング等々既存の
ノウハウによらない独自の育成方法で育てられた逸品。

 

 

 

今もまだ進化を
し続けているその育成方法で
育てられた逸品は、本当にびっくりするほど美味。

 

 
もう一つは、和牛の繁殖農家の方。

 

 
いかに良い牛を育てるかを
日々考える親子の手にかかると。

 

 

どう血統を掛け合わせるかにはじまり、
食事、腸内環境の整備、心地よい住環境等々。

 

 

これも既存のマニュアル通りでない
独自の工夫と手間のかけ方で
高額入札がかかる乳牛が多数排出される牧場に。

 

 

基本は、外せないにしても、
聞いたとおり、教えられたとおりで考えず、
工夫せずでは、道を切り開くことはできません。

 

 
工夫してますか?