あるコメディアンの死【瀬上一憲】

2020.04/06

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

ここのところ、定時にニュースを付けると、上から四番目ぐらいまで例の武漢ウイルス。

 

 

まず、気色の悪いウイルスの拡大図に始まって、今日(昨日)の増大する感染者数というお約束。

 

次が笑っちゃう我が国のウイルス対策。

 

更に海外の感染事例。

特にこれでもかというニューヨークやイタリアの悲惨な状況かスケートリンクに置かれた死者の棺がずらっと並ぶスペインの事例。

 

視聴者の気分を最大限に落ち込ませた後でやっと他のニュースが始まる、と。

 

休みの日だとつい見るともなしにテレビを見てしまうのだけれど、ニュースを見る度に落ち込むと。

先が見えないことの恐怖と自分の仕事がこの先どうなるのかを考えてしまう無限ループに陥るといわれる患者さん。

 

端から気分が悪くなるからテレビをあまり見ない自分はさておき。

 

世の中の大多数の人は、間違いなく同じ気持ちになってしまうのは間違いのないところ。

 

それはネットでも変わりなく。

 

ウイルス絡みのネットニュースは、間違いなく人を落ち込ませる。

 

大体ネットニュースは一人で見るから、孤独感に陥る。

 

そして、することがないとついユーチューブに行くことになる。(笑)

 

大人も子供も。

 

ただ、いい年の大人は、つい亡くなってしまったコメディアンの出ている動画をつい見て気を紛らわしてしまう。

 

今回のウイルス騒動でを落ち込んでいる気分を更にへこませたのは、彼の死だろうと。

 

何しろ、ドリフのメンバーになりたての「見習い」の頃から見ている世代なもので、言いようのない喪失感というのは、何ともいいようがない。

 

彼に死の後放送された特番を見てもどうにも落ち着かない。

 

それが一人でネットの動画を見ていると、妙に気持ちが落ち着いてくるから不思議。

 

現実逃避といってしまえばそれまでだけれど、そのコントが放送された当時のことをあれこれ思い出しながら見入っている自分がいます。

 

因みに、お気に入りは、「東村山音頭」もだけれど、だいじようぶだぁの石野陽子との夫婦コント。

 

お約束のパターンが20数回、でもつい見てしまうのね。

 

あと一か月これを我慢したその先には、きっと明るい未来があると信じてすごもりするしかない。

 

春はやってきたのに、一か月後だと春は終わっているね。

 

今年は、ひとり花見ですね。