『心・思い・精神を尽くして』【可愛京子】

2020.03/24

胸に手を当て

(人によっては合掌したり、ひざまずいたり、正座したり頭を垂れたり)

声に出して毎日、願い祈っています。

 

「私達は新型コロナウイルスによる感染症の危機に直面しています。

この危機を私達が乗り越える事が出来ますよう、

恵みと力を与えて下さい。

私達が不要な恐れに振り回される事無く、

適切な行動をとることが出来ますように。

私達がまず、日ごろの生き方をふり返り、回心する事ができますように。

今回の危機を通して私達が天からのみ心にかなった生き方を

見出していくことができますように。

感染拡大が止まり、感染している方々に必要な医療と助けが与えられ

治療方法が一日も早く見つかりますように」

 

私が今、毎日欠かさずできる事は、この言葉を繰り返し、

願い求める事・・・

 

毎日、声にして言葉を発していると

必要な「単語」が「表現」が洗別されているものに行着いてきます。

 

「願いの順番」をお話したことがありますが、(もう一度)

誰も他人の家に、お願いしたい用があって訪問したいとき

挨拶もなく土足で上がり込む人はいません。

必ず、お伺いを立てて、玄関に入り、入室の許可に感謝して

ドアを開け入って行き、そこで初めて

持ってきた自分の「願い」を、頭を下げて差し出します。

 

願い事が叶えられるかどうかなど

私達に決められる事ではありません。が

信じて願い求める継続した時間の中で

「何故これを願う状況になっているのか?」を

問われるようになってきます。(必ず)

 

問われて初めて、安心、安全な世界にいてあぐらをかき、

ぬるま湯に浸かってきた自分の生活を見せられます。

 

気付かされたなら反省をし、

心を改め生活態度を変えるべきなのは

ほとんどの人が分かっています。

「分かっているけど出来ない」

 

坂道を転がるような勢いのついた今までの便利な生活、

経済成長のレースの競争や刺激、

さらにその先を求められる誘惑。

 

後ろ向きだ!遅れている!と指摘されないかという不安を背に

立ち止まったり、意図して不便さを取り入れたり、

見落としていると知りつつある

小さな事には見向きも出来ない世の常識。

 

それぞれが他者のためにできる事を

毎日欠かさず、心に決めて行い続けると

その一つ一つは、必ず「問い」を与えてくれます。

 

「願い」続け「問い」に応え続けることで

分かれば実生活に落としこめる者に

育てていただきましょう。

 

*2020・3/25(水)正午 (日本時間 午後8時)

世界中で新型コロナウイルス感染症の危機を乗り越えるための

祈りが同時に行われます。

可能な方はご自身の言葉で心を合わせて下さいますように。