指をつくる【瀬上一憲】

2020.01/07

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

早いもので、今回で新年二回目の登場の水曜ブログです。

 

光陰矢のごとし、とはいいますが、あっという間の一週間でありました。

 

今回は、施術家の皆さんには必須の指先の感覚、仕事に関することをテーマに書かせていただこうかと。

 

 

タイトルがそれで、書き出しがそれかよ、と言われそうですが。

 

ゆで卵づくりです。(笑)

 

これが結構な頻度でそうなるから、実は『ゆで卵の法則』というのが世の中にあるのではないだろうかとお雑煮を食べながら考えた正月でした。

 

それは、ゆで卵を角荷とかおでんの具材として使おうとすると、なかなかきれいに剥けないのに、サンドウィッチの具にして潰して使う段になると、これがものの見事に『つるん』と、きれいに剥けたりするのは何故かということ。

 

薄い膜と本体の白身の間に水が入るように、うまく卵の折の部分にヒビを入れるのは、お約束。

 

それをやっても、うまく剥ける時とそうでないときがある。

 

これは、たぶんに心に邪念があって、うまく剥いてやろうという意識が先に立つと、きれいに剥けないのではないのかと思った次第。

 

きれいに剥こうという意識がないときは、松たか子みたいにつるんとしたゆで卵がいっぱいできるのは指先に、変な力が加わっていないからなのだろうと。

 

(注; ゆで卵みたなつるんとした顔というのは、キムタクドラマHEROに出てくる松たか子の顔立ちを評した言い方です。はい、私、あのドラマ大好きだったもので。)。(*^▽^*)ゞ

 

たぶん、卵が新しすぎるとか、そういうところにきれいに向けるかどうかの問題があるというのが真相なのだろうけれど、

 

指先に力がへんにかかっているときとそうでないときの差、というのは、大きいと思われ。

 

我々の仕事に際しても、上手く結果が出るときと出ないときの差。

 

患者さんの状態によりけりという側面もあろうかと思われますが、一発で治してやろうとか、結果にコミットさせてやろう(笑)という思い込みが強すぎると、空回りすることもまま、あります。

 

患者さんを楽にしてあげたい、症状を治してあげたいという気持ちが無いのは論外ですが。(-_-;)

 

その気持ちが強すぎるのも問題。

 

指先の力が入りすぎることで、施術がウマくいかないこととなる経験はおありでは。

 

どんな時も、どんな症状の患者さんであっても、いつも平常心で施術できる我が指でありたい私です。