通いたくなる院とは?【東野奈穂子】

2019.11/01

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

うちの娘は15歳

思春期真っ只中です

 

 

顔にニキビが沢山出来るのは

仕方がないことだと思っていたのですが

 

 

受験のストレスが相当重いらしく

約1か月前からかなり酷くなっていました

 

 

本人が学校に行くのが恥ずかしい

と言い出したので

病院に連れて行くことにしました

 

 

病院は小さい頃からお世話になっている

皮膚科で、昔は

よく診てくれていたのですが

 

 

数年行かなかった間に

随分様子が変わっていました

 

 

娘の顔をろくに見ないで

「ニキビやね。思春期やからね。

保険診療内で出せる薬はしれてるけど

とりあえず無くなるまで使ってみて」

 

 

と1種類の塗り薬を処方されました

滞在時間わずか2分ほど・・・

 

 

不安はありましたが

初めての場所じゃないし

信頼していたので

使ってみることにしました

 

 

使用し始めてから3日後

顔は腫れあがり、ニキビの周辺は

見ていられないほど真っ赤に

なっていました

 

 

かゆい、痛いと苛立ち

iPhoneの顔認証も出来なくなると

落ち込み、泣いていました

 

 

これはいかん!と

別の皮膚科を調べて連れて行きました

 

 

すると・・・

 

 

「この薬処方されたの?」と先生が!!

 

 

「はい」と答えると

首を傾げ、困った様子で

一瞬黙り込み・・・

 

 

「今日からはこちらで処方するお薬で

治療していきましょう」と仰り

 

 

「ではまずあなたが今ストレスに感じていること、

直近でものすごく緊張したことがあるかなど聞かせてください。

そして次は何故ニキビが出来るのか?

というお話を説明します」と

 

 

問診、説明、治療計画、薬の使い方、

洗顔の仕方、食事の見直しなど

とても丁寧に診察してくださいました

 

 

2回目に行った

この病院の滞在時間は40分でした

 

 

娘の心が開いていくのがわかりましたし

先生の言うことを必死で聞いていました

 

 

病院を出てからも

娘は「前と全然違う!すごく丁寧やし

私のニキビに合わした薬を出してくれようと聞いてくれたことが嬉しかった」

と言って感動していました

 

 

このエピソードから

 

 

いくら経験が豊富でも

決めつけた診察、施術はいけないこと

 

 

患者さんが今どんなことを悩んでいて

どうなりたいと願っているか?を

きちんと聞いてあげること

 

 

その上で検査し

見立てを立て、状態を伝える

 

 

そして

自分が出来る施術の説明

通う頻度、明るい未来を想像させること

 

 

希望を持たせ

治療に専念する気持ちを

作ってあげること

 

 

基本なのですが

これをスムーズにできる知識や

トーク術が大切だと

改めて確認できました

 

 

通いたくなる院へ

 

 

これからも自分が学ぶべきことが

沢山あるな!!

と意気込んだ出来事でした

 

 

本日も最後までご覧いただき

本当にありがとうございました