あなたは信頼される先生ですか?【加藤高夫】

2019.10/10

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は

 

 

《信頼》

 

 

について

やっていきたいと思います。

 

 

治療院経営は

患者さんとの

信頼関係が大事だと

よく言われます。

 

 

しかし

 

 

この

信頼関係って

どういうことを

いうのでしょうか?

 

 

解釈は

いろいろあると思います。

 

 

私が

どこかで耳にしたのは

 

 

信頼とは

信用と能力が伴った時に

信頼が得られる

 

 

聞いたことがあります。

 

 

人が

信頼するときは

 

 

相手のことが

信用できる人間性を感じた上で

 

 

その人に

自分を任せられる

能力があると感じた時に

信頼するというのです。

 

 

どちらか

一つでは信頼できないのです。

 

 

例えば

 

 

どんなに

人として

素晴らしい人でも

 

 

技術的に未熟な人には

治療を任せることは

できませんよね。

 

 

逆に

 

 

ものすごく腕がいいけど

人の話を聞かない

人を人として扱わないような人

 

 

こんな人にも

治療して欲しくないですよね。

 

 

少し

極端に書きましたが

 

 

信頼を得るには

信用と能力が必要なのは

なんとなくわかると思います。

 

 

では

信用を得るには

何をしたらいいのでしょうか?

 

 

それは

人の話を聴くことです。

 

 

しかも

ただ話を聴くのではなく

相手を理解しながら話を聞くのです。

 

 

なぜなら

 

 

人が

相手を信用するときは

 

 

自分を

理解してもらったと

感じた時です。

 

 

そして

 

 

自分を

理解してもらったと

感じる時とは

 

 

話を

理解されて

聴いてもらった時なのです。

 

 

ただ

 

 

これが

人の話を聴くことが

本当に難しいのです。

 

 

よく

人の話を聴くテクニックとか

本とかありますよね。

 

 

オウム返しなどです。

 

 

もちろん

オウム返しなどのテクニックが

ダメと言っているわけではありません。

 

 

しかし

 

 

テクニックだけでは

とても薄っぺらいのです。

 

 

それでは

人は信用してくれないのです。

 

 

下手をすると

相手は逆に気分を

悪くすることもあります。

 

 

テクニックも大事なのですが

 

 

本当に

相手の話を聴くというのは

 

 

自分の経験とか思考とかの

自分のフィルターを通すことなく

 

 

ただ相手を理解することに

集中することなのです。

 

 

どんな気持ちで

今私に話しているのか?

 

 

相手は

私に何を求めて

話をしているのだろ?

 

 

相手側から

物事を見ることが必要なのです。

 

 

もし

あなたが

相手が話している時に

 

 

次は

これを話そうかな?とか

それは違うな?とか

 

 

そういうことを

会話中に考えている時は

 

 

その地点で

自分のフィルターを通して

話を聴いている状態なのです。

 

 

この場合

相手側の視点ではなく

自分側からの視点で

話を聴いてしまっているのです。

 

 

どうでしょうか?

 

 

あなたは

人の話を聴けていますか?

 

 

自分視点になっていませんか?

 

 

相手視点で

会話を聴いていますか?

 

 

私は

正直言って

まだ出来ていないと思っています。

 

 

どうしても

自分のフィルターを通して

話を聴いてしまっています。

 

 

しかし

 

 

最近では

できていないなりに

相手を理解するように

 

 

話を聴く意識を持ちながら

会話をするようにしています。

 

 

特に

患者さんとの問診の時は

意識をしています。

 

 

そうすると

 

 

今までとは

患者さんの会話の中身も

変わってきました。

 

 

以前は

患者さんと話している時に

 

 

話を遮るように

 

 

それなら

こうするといいよ!

とか

 

 

あ~

わかる!わかる!

みたいに言っていました。

 

 

一見

話を聴いているようで

実は自分のことばっかり

話していたのです。

 

 

そうです!

 

 

私は全然

相手を理解しようとして

いなかったのです

 

 

相手の

言葉だけを拾って

 

 

勝手に解釈して

自分の意見を述べていただけでした。

 

 

それでも

 

 

一応

会話は成り立つし

施術も進めることはできます。

 

 

これでも

悪くはないかもしれませんが

患者さんは理解されているとは

感じにくいと思います。

 

 

ということは

信用されないというわけです。

 

 

ところがです。

 

 

理解しようと心がけて

会話をするようになってから

こんな風に変わってきたのです。

 

 

初めは

肩こりとかの

痛みなどの話をしていたのに

 

 

次第に

肩こりも気になるけど

実は便秘の方が悩みなんです!

 

 

とか

 

 

こんな

症状も実は悩みなんです!

 

 

とか

 

 

私の友達に

こんな症状の人もいるのですが

先生のところでも大丈夫ですか?

 

 

みたいに

 

 

私が聞いてもいないのに

 

 

向こうから

話してくるように

なってきました。

 

 

私は

ただ患者さんを

理解しようとして

話を聴いていただけです。

 

 

だけど

 

 

患者さんにとっては

理解されていると感じたのでしょうね。

 

 

徐々に

心の奥にある想いを

話してくれるようになったのです。

 

 

また

 

 

以前は

よく相手の話を遮るように

アドバイスをしてしまっていました。

 

 

いわゆる

会話泥棒です。

 

 

ところが

相手を理解しようとして

話を聴くようになってからは

 

 

相手の話を

遮ることがなくなってきました。

 

 

懸命に

話を理解しようとしているので

 

 

途中で遮ることが

なくなってきたのです。

 

 

なぜなら

最後まで聞かなければ

相手を理解できないからです。

 

 

逆を言えば

相手の話を遮っているときは

 

 

相手の話を

聴けていない時なのです。

 

 

話を遮っているときは

 

 

それは

途中であなたの思念が

入っている証拠なのです。

 

 

この

相手を理解する事ができると

 

 

仮に

相手と考え方が違ったとしても

批判的にはならなくなります。

 

 

なぜなら

相手を理解しているので

 

 

なるほど!

 

 

あなたはこう考えているんですね。

 

 

とか

 

 

そういう考え方もあるんだ~。

 

 

みたいに

 

 

相手を尊重して

話を受け止めることができるのです。

 

 

だから

自分と意見が違っていても

 

 

相手の意見を尊重した上で

こちら側の意見も

伝えることができるのです。

 

 

これが

 

 

話を

自分のフィルターを通して

聞いてしまうとどうなるか?

 

 

相手の意見が

自分と違うことを知った瞬間に

 

 

否定の感情のスイッチが入り

意見を言いたくなります。

 

 

これは

先ほどと違って

 

 

私の意見が正しくて

相手の意見が違うという認識に

なっている為に

 

 

相手を

尊重して意見を

聞けなくなっているのです。

 

 

仮に

こちら側の意見を

納得させたとしても

 

 

相手は実は

納得したわけではなく

言い負かされた感じに

なっていることが多いのです。

 

 

果たして

こんな人を

あなたは信用できるでしょうか?

 

 

意見が違っても

意見を尊重されながら

話し合いが進んだとしたら

 

 

仮に

意見が合わなくても

 

 

納得いく話し合いができ

信用が生まれると思いませんか?

 

 

どうでしょうか?

 

 

あなたは

ちゃんと話を聴けていると

思えますか?

 

 

私も含めて

話をちゃんと聞けている人って

少ないんじゃないかと思います。

 

 

まあ

これは私の解釈ですけど

 

 

参考には

なったのではないでしょうか?

 

 

とにかく

まず信用を得るには

 

 

少なくても

相手を理解し

 

 

そして理解していることを

わかってもらうことが必要だと

私は思います。

 

 

次に

能力です。

 

 

この能力というのは

治療家であれば治療になります。

 

 

治療の中には

 

 

・説明の能力

・施術の能力

・接遇の能力

などがあると思います。

 

 

 

どれも

常に意識しなければいけないことです。

 

 

そして

どれも

これだけ出来ていたら大丈夫!

というゴールはないと思っています。

 

 

なぜなら

 

 

これらの能力は

常に進化させていくべきものだと

思うからです。

 

 

とはいえ

最低限のレベルは

必要かと思いますけど。

 

 

では

 

 

この能力は

どうやって伸ばしていったら

よいのでしょうか?

 

 

それは

 

 

日々

患者さんと向き合っていく中で

 

 

常に

修正を行っていくことでしか

方法はないと思います。

 

 

少しずつ修正を行うことで

 

 

徐々に

能力は磨かれていきます。

 

 

あなたは治療家なので

施術に関しては

 

 

常に

修正などを

行っているかもしれませんが

 

 

意外と疎かにしているのが

 

 

説明の能力です。

 

 

実は

施術の能力よりも

こちらの方が重要だったりします。

 

 

患者さんは

元気になりたくて

治療院に来ているのですが

 

 

深層心理には

なぜこのような状態になったのか?

 

 

原因が

知りたいという思いがあるのです。

 

 

仮に

施術の技術が未熟だったとしても

 

 

しっかり

原因や治療の説明が伝われば

通院してくれます。

 

 

しかし

 

 

どんなに

施術の能力が高くても

 

 

説明の能力が低いと

患者さんは納得することができず

通院しないのです。

 

 

あとは

接遇の能力も

施術の能力を補ってくれます。

 

 

接遇の能力とは

患者さんに対する

接し方などです。

 

 

この中には

店の清潔さなども

含まれます。

 

 

これらの

患者さんを

おもてなしする心と環境を

充実させていくことで

 

 

今足りていない

施術の能力を補えます。

 

 

とはいえ

 

 

やっぱり

大事なのは

施術の能力です。

 

 

ただ

こればかりは

経験が必要になるものなので

 

 

日々

努力するしかないと思います。

 

 

そして

効率よく

施術力を上げていくためには

 

 

常に

考察する癖をつけるの

良いかと思います。

 

 

なぜ良くなったのか?

なぜ良くならなかったのか?

 

 

なぜここが硬いのか?

なぜここが柔らかいのか?

 

 

常に

なぜ?なぜ?を続けるのです。

 

 

それが

成長につながると

私は考えています。

 

 

信用を得る時もそうでしたが

 

 

能力をつけるときも

必要になってくる要素は

 

 

相手を

理解しようとすることだと思います。

 

 

相手は

本当はなにがして欲しいのか?

 

 

何を求めているのか?

 

 

それを

満たしてあげるために

 

 

私たちは

日々能力を磨いていかなければいけないと思うのです。

 

 

そして

治療院経営を

安定させるためにも

 

 

患者さんから

信頼は必要条件だと思います。

 

 

もしあなたが

相手に信頼されたかったら

 

 

今回お伝えしたように

相手を理解することが

必要になるのです。

 

 

信頼について

私なりの考えをお伝えしてみました。

 

 

あなたは

どう感じましたか?

 

 

患者さんを

理解しようとしていましたか?

 

 

できていませんでしたか?

 

 

あなたが

患者さんのことを

理解しようとしていたなら

何も問題ないです。

 

 

しかし

 

 

あなたが

患者さんのことを

理解しようとしていたつもりだったが

 

 

実は

そうではなかったのなら

今すぐ理解しようとしてください。

 

 

とことん

相手を理解しようとして

話を聴いてください!

 

 

とことん

相手を理解しようとして

 

 

あなたの持っている能力を

全力で発揮してみてください!

 

 

患者さんとの関係性が

変わってくると思いますから。

 

 

関係性が変わってくることで

治療院の雰囲気までも

変わってくると思いますから(^ω^)

 

 

追伸)

協会では

人間力を上げるために

 

 

テクニックではなく

考え方をお伝えしています。

 

 

もちろん

テクニックも大事ですので

テクニックもお伝えしています。

 

 

しかし

 

 

順番が大事なのです。

 

 

考え方があっての

テクニックなのです。

 

 

この順番が逆になると

薄っぺらいものになってしまいます。

 

 

協会では

せっかくなら

土台のしっかりしたものを

手に入れて欲しいと考えています。

 

 

施術も同じです。

 

 

炭酸という武器は

機器ですので

 

 

使い方さえ知ってしまえば

誰でも使えます。

 

 

しかし

 

 

炭酸の価値を

しっかり知らないと

 

 

患者さんには

本当の価値が伝わりません。

 

 

協会では

使い方を教えるのではなく

 

 

炭酸整体の価値を

お伝えしているのです。

 

 

もしあなたが

 

 

足元のしっかりとした考え方を

学んでみたいと思っているなら

 

 

こちらに参加してみたら

どうでしょうか?

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追追伸)

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