金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

いつもケーキを買う時は

行きつけのケーキ屋さんがあり

 

 

車で行かないといけない距離で

しかも、他より少々お高めなのですが

 

 

どのケーキを食べても美味しくて

季節ごとに見た目でも

楽しませてくれるので

 

 

たまに食べたくなった時や

家族の誕生日ケーキなどは

決まってそこで買わせてもらってます

 

 

先日

ショッピングモールへ

買い物に出かけた際

 

 

移動販売のケーキのお店が

出店されていて

賑わっていました

 

 

覗いてみると

全品100円！！

 

 

娘が買って欲しいとせがむので

味に不安がありながらも

家族分買って帰りました

 

 

食べてみると・・・

 

 

案の定見事に

家族全員から不評の声が・・・

 

 

スポンジがカスカス

クリームがフワフワしていない

味が薄い！？などなど

 

 

買ってとせがんだ娘が

1番文句を言っていました（笑）

 

 

不味くて食べられないことはないけれど

もう1回食べたいか？と聞かれたら

もういいです・・・と答えてしまう

そんな残念なケーキでした

 

 

美味しいケーキに舌鼓を打ちながら

家族で過ごすのと

 

 

美味しくないケーキの批評をしながら

嫌な言葉しか飛び交わない団らん・・・

 

 

せっかくのお休みの日

食後楽しみにしていたのに

とても悲しいデザートタイムに

なってしまいました

 

 

使っている素材とか

パティシエの腕の違い

こだわり、大量生産型など

 

 

美味しさに差が出るのは

これらだけが

理由じゃないかも知れません

 

 

美味しいと感じる感覚や価値観も

人それぞれ違いがあると思いますし・・・

 

 

でも

パティシエがこだわって

材料も厳選されて

腕も一流のケーキは

 

 

少々値段は張っても

確実に売れます

 

 

そこに毎回手が届かなくても

脳裏に焼き付き、いつかまた食べたいと

思い続けられるはずですし

 

 

手に入れるために

頑張る人もいると思います

 

 

作り手が真剣に向き合って

完成したものは

味だけでなく五感全体をくすぐり

感動を与えてくれますから

 

 

 

安さにこだわり過ぎれば

どうしても質は落ちてしまうし

沢山作れても売るのに苦労するし

 

 

物が豊富なこの時代

競争も激しく苦労するでしょう

 

 

このようなエピソードは

私たちのような仕事でも

同じようなことが言えると思います

 

 

どこに照準を置くかで

様々なことが

変わって来るとは思いますが

 

 

こだわりがあって

自信のあるものがあり

それを提供するために

時間やお金を費やしたなら

 

 

対価が高くても

受け止めてくれる方がいるし

 

成功するには

時間がかかるかもしれませんが

 

 

そこは絶対に

ブレてはいけないと

 

 

今回のエピソードで

強く思いました

 

 

本日も最後までご覧いただき

本当にありがとうございました