痛みあるある【瀬上一憲】

2019.09/10

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

首都圏直撃の台風凄かったですね。

 

以前、千葉市に

住んでいた私にとって、

他人事でありません。

 

元々千葉市は強い風が

吹く街なのですが、今回の風は、

予想をはるかに超える規模の

モノだったようで、被害は甚大、であります。

 

それにしても、です。

 

台風で電車が動かないぞ、

というアナウンスがこれだけされているのに、

駅に人が殺到するというのは、

傍から見ていると、不思議な景色以外の

何物でもありません。

 

とはいっても、

自分もリーマン時代は、

あの列に並んだんでいたのでしょうけれど。

 

 

さて、今日は、

「痛みあるある」というタイトルです。

 

脊柱管狭窄、坐骨神経痛、

そして間欠性跛行とお約束の三点セットで来院された方。

 

色々とお話を伺い、

まずはうつ伏せにと促し、

施術を始めていくうちに、

「五十肩で腕が上がらないんです」と告白が。

 

五十肩は春先に発症。

で、腰のトラブルは7月末に

発症ということのようで。

 

痛みあるあるなのですが、

間欠性跛行で歩けない痛み・あせり、

精神的な不安が五十肩で痛かった肩のことを忘れさせていたのだと。

 

思い出すのは、

夜に寝返りを打った際、

右肩を下にすると痛みが走ることで、

まだ五十肩が治っていないことを

認識するのだと言われていました。

 

結局、肩も腰も面倒見る

こととなりましたが、

この手の話はよくあることで。

 

痛いという感覚は、

その場所で起こっているのではなく、

人間の脳が感知して起こっているのだ、

ということの証左なのでしょう。

 

どちらも痛いはずなのに、

痛みの強う方を強く認識する。

 

痛みがあっても、

それよりを忘れるぐらい

別のことに集中していると痛いという感覚が消える。

 

どちらも同じ脳で起こっていることなんですが。

 

 

痛みが発生している

場所に何も問題がないという

わけではないので、この場合、

腰の周囲に張りやコリがあるので、

それを何とかするのが我々の仕事なわけですが。

 

仮に、脳の痛み発生物質に

アプローチする先生という方が

いらっしゃれば、一石二鳥で、

治してしまうということも可能なのか

もしれませんが、当方、生憎そういう手技は、

持ち合わせていません。

 

 

頭にかけると、

痛み発生物質を洗い流す魔法の

炭酸整体スプレーは、

今後開発されるかもしれませんが。

(((^^;)