悩みを相談しにくい先生になっていませんか?

2019.08/28

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は

 

 

《ポジション》

 

 

について

やっていきたいと思います。

 

 

先日のことです。

 

 

当院に来ている

腎臓疾患の患者さんから

手術の相談を受けました。

 

 

この方は

左の腎臓は

ほとんど動いていません。

 

 

膀胱も

硬化していて

ほとんど機能していません。

 

 

膀胱には

管がつながっていて

そこから排尿しています。

 

 

だから

 

 

右の腎臓たよりの

体になっています。

 

 

当院に来る前は

月に一度は熱で

動けなくなるような

そんな体でした。

 

 

当院に通い始めて約半年。

 

 

今は

熱が出る事もなく

顔色も良くなり

体調はすこぶるいいとのこと。

 

 

しかし

 

 

体調は良くなっているが

腎臓の数値に変化が出てきたとのこと。

 

 

少しだけ

右の腎臓の機能が

下がってきたらしい。

 

 

これは

あくまで数値上のこと。

 

 

お医者さんは

患者さんの体調は関係なく

 

 

数値のみでの判断。

 

 

このままだと

透析をしないといけなくなるから

右の腎臓に管を通しましょう!

 

 

そのように

患者さんに

手術を勧めてきたそうです。

 

 

患者さんは

体調がいいのに

手術が必要なのか?

 

 

管を通すと

今よりも生活しにくくなるし

 

 

ファッションも

楽しめなくなる。

 

 

今でも

尿を足につけている袋で

処理しているから

スカートが履けない。

 

 

子供たちとも

遊びにくくなる。

 

 

先生が言ってくれていることは

専門家からしたら

当たり前なのかもしれない。

 

 

でも

いろいろ考えることもあって

手術は保留にしてあるとのこと。

 

 

そこで

 

 

私に

手術はすべきかどうか

相談がありました。

 

 

私の見解としては

手術をしなくても

回復しそうなところまで来ているので

 

 

今のままで

治療を勧めていっても

問題ないと思うことを伝えた上で

 

 

患者さんに

聞いてみた

 

 

「今、不安に感じていること、手術をしたくない想い、その理由など、先生に話しましたか?」

 

 

患者さんは

「なんかそういう話はしにくくて、自分の想いとかそういうことは話していません。」

 

 

そう言っていました。

 

 

私は

そのことにびっくりしました。

 

 

手術という

大きな決断をしないといけない

そんな重大なことなのに

 

 

自分の体を預ける相手に

自分の想いを伝えれていない。

 

 

こんな状況で

本当に自分の体を

預けることができますか?

 

 

話を聞くと

病院の先生は

とても良い先生みたい。

 

 

しかし

 

 

症状以外のことは

なぜか話しにくいらしい。

 

 

とても

もったいないです。

 

 

たとえ

凄い技術力などがあっても

 

 

人と人とのつながりがなければ

 

 

患者さんは

本当の意味で

自分の体を預けることは

できないように私は思います。

 

 

私たち治療家も同じでは

ないでしょうか?

 

 

患者さんの悩みを

解決するためには

 

 

患者さんとの信頼関係が必須だと

私は思っています。

 

 

この

信頼関係って

 

 

先生と患者さんという

肩書きの関係では

難しいと思います。

 

 

そうではなく

 

 

人と人との関係性を

築くべきだと思うのです。

 

 

だからといって

 

 

友達になりなさい

ということではありません。

 

 

あくまで治療ですから

先生と患者さんとの関係性は

大事なことだと思います。

 

 

要は

バランスなのです。

 

 

どんなバランスかというと

 

 

患者さんとの

会話のキャッチボールの時の

 

 

ポジショニングの

バランスです。

 

 

患者さんからの話は

先生として聞くのではなく

 

 

人として

友人のようなつもりで聞く。

 

 

そして

それを患者さんに

フィードバックするときは

 

 

今度は

専門家(先生)としての観点で

相手に返す。

 

 

そして

 

 

また

相手からの質問などがあれば

 

 

その質問を聞くときは

人として聞いてあげて

 

 

返すときは

先生として返す。

 

 

この

関係性の

ポジショニングを

バランスよく切り替えることで

 

 

患者さんは

あなたに心の内を

開いていくと思うのです。

 

 

これが

頭から最後まで

患者さんと先生の関係性の時は

 

 

なかなか

心の通ったコミュニケーションを

行っていくことは難しくなります。

 

 

こういうのって

ベテランの治療家になればなるほど

 

 

気がつかないうちに

できなくなってきます。

 

 

もしくは

 

 

技術力はあるのに

リピートが上手くいかない先生も

 

 

バランスが

上手く出来ていない傾向があります。

 

 

今回の患者さんは

次回病院の検査の時に

 

 

今の想いを

先生に伝えてみると

言っていました。

 

 

上手く言えるかな~?って

冗談まじりで言っていました。

 

 

患者さんは

治療の次の日

メールでこんな言葉を

私に送ってくれました。

 

 

「昨日は色々と話をきいていただきありがとうございました。なかなか自分の気持ちをぶつけることがなかったのので少し楽になりました。」

 

 

治療って

体だけではないんですよね!

 

 

心の部分も

とても大事なんですよね。

 

 

今回のことで

改めて感じることができました。

 

 

私も

もっと患者さんに信頼されるような

そんな治療家になれるように

 

 

人として

成長していきたいと思いました(^ω^)

 

 

追伸)

治療にとって

患者さんとの信頼関係は

必須だとお伝えしました。

 

 

 

これって

治療だけでなく

 

 

すべてのことに

言えることだと思います。

 

 

信頼関係を築くには

やっぱり人としての本質を

磨いていくことが大事だと思います。

 

 

炭酸協会では

そういうところを

とても大事にしています。

 

 

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