鍛える前に遊ぼう【瀬上一憲】

2019.08/20

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

この時期の日本の風物詩、甲子園。

例年以上の酷暑の中ではありますが、

連日熱戦が続いています。

 

院内では、BGM代わりに、

実況放送を連日流しています。

 

自分の小学生時代のヒーローといえば、

「東海大相模の原選手」でしたから、

当時のフィーバーぶり(この表現もかなり古い)は、

今以上であったと記憶しています。

 

そんな高校野球ファンですが、

日曜日の準々決勝の四試合、

勝敗予想が悉く外れました。(((^^;)

 

その程度の「予想家」です。(笑)

 

ネットに、

強豪校は他県出身者が多数を

占めるという今更ながらの記事がでていました。

 

そんなこと今更…、

な話をまた書いているのかと思いきや、沖

縄県の野球選手が引く手あまた、

だという記事は中々興味をひきました。

 

因みに、ベスト8に入った

大阪第4代表と揶揄される

「八戸学院高光星高」にも、

島袋君という沖縄出身者が含まれています。

 

記事の締めは、

いまいちながらも、

とりあえずは読ませる内容でした。

(´・ω・`)

こちらですね。

 

https://news.livedoor.com/article/detail/16943341/

 

この中で、関東強豪校監督の

談が引用されているのだけれど、

自分の記憶の中では、横浜高校の

渡辺監督の話だったと記憶しています。

 

沖縄の高校が、

優勝した時ではなかったかと。

身のこなし、動きが格段に

違うというような談話を残していたはず。

 

記事内の該当箇所、引用します。

 

『甲子園で優勝経験もある

関東の強豪校の監督によれば、

「沖縄の子がスタートダッシュするときの足の力、

つまり足の指で土を掴むように蹴る力が

本土の子と比べても抜群にいい」

 

と評価されており、

沖縄の野球少年の運動能力の

高さは、野球界では常識となっている』

 

 

どうして、

沖縄の子たちは、

運動能力に長けているのか。

 

それは間違いなく、

「自然の中で遊んでいるうちに

着いた身のこなし」が本土の子たちと

格段に違うから、とされています。

 

足指の踏ん張る

力というのは、

独特の感覚だと思います。

 

「鍛える」というよりは、

遊びで砂浜や大地を駆け回る中で、

自然と身についたものなのでしょう。

 

ただし、沖縄の子が

全てそうだというわけではありません。

 

むしろ、一年中、

クロックスのサンダルを

履いている子も相当数いるらしく、

その足指は、見事に変形していますから。

 

ただ、この記事を読む中で、

最も不思議だと思ったのは、

『外で遊ぶ中で、自然と身のこなしが

できている子は、その後、どんなスポーツを

やっても動きがイイとわかっている』のに、

どうして、今の子たちは遊ばない(遊ばせない)のか、ということ。

 

因みに、子供の足指は、

小学生ぐらいまでは、

ほぼ「軟骨」状態で、いかようにも

変形するし、しっかり踏むことを

体感すれば、それなりに「育つ」のだそうな。

 

子供の運動能力は、

足指の発育にかかっているのは、

もはや定説。

 

自分たちが子供の頃は、

真っ暗になるまで外で遊んでいて、

家に帰ると、「勉強もしないで、

こんな時間まで遊んでいて」と

怒られるのが常でした。

 

これからの育児は、暗くなるまで

外で遊ばないと、逆に「しかりつける」

ぐらいでないと、沖縄以外の名選手は

育たないかもしれません。