純粋な気持ちに感動!!【東野奈穂子】

2019.08/16

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

白熱した試合が毎日繰り

広げられている全国高校野球選手権大会ですが

 

 

2回戦の

花咲徳栄高校VS明石商業高校の試合

皆様、ご覧になりましたか?

 

 

確実に高校野球の歴史に名を残した

選手がいました

 

 

花咲徳栄3年生の菅原くん

 

 

1点を追う7回攻撃

絶対に塁に出たいであろう場面で

菅原くんに内角への変化球が・・・

 

 

ボールを避けようとしたのですが

左腕にボールが当たってしまいます

 

 

審判がデッドボールを

宣告しようとすると

 

 

菅原くんは

「僕が身体を乗り出して

当たりにいってしまったので

デッドボールではありません」

 

 

と逆アピールをしてボール判定に

 

 

その直後、ホームランを放ちます・・・

 

 

こんな漫画みたいなことある?

って思わず突っ込んでしまうくらい

すごいものを魅せてくれました。

 

 

結局試合は負けてしまったのですが

彼の純粋さ無垢さに触れ

若さのエネルギーも感じ感動しました。

 

 

あの時

色々な選択肢があり

どれを選んだかによってどう転んだかも

今ではどれが正しいとも言えませんが

 

 

彼が今まで一生懸命練習に励み

高校生活最後に甲子園への切符を獲得し

 

 

試合に出る喜び

バッターボックスに立ちながら

色々な思いを馳せ、噛みしめながら

思い切り、後悔なく全力でプレイしようと

考えていたと思います。

 

 

あのような場面では

微妙でもデッドボールとアピールする

選手もいるでしょう

 

 

それも勝つための戦略かも知れないので

正しいかそうでないかの判断は

できません

 

 

こういう

後に大きく結果が変わってしまうような

場面で迫られる決断は一瞬では判別が

難しいと思いますが

 

 

菅原くんは迷いなく

正々堂々とプレイすることを選び

 

 

それがいい意味で身体の緊張を

ほぐし、ホームランが打てたんだと

私は思いました。

 

 

しかも公式戦で初めての

ホームランが甲子園!!

 

 

一生懸命努力し

何事にも真っすぐに

頑張っている子には

 

 

こういうドラマが待っているんだな

だから高校野球は面白いんだな

と改めて感じさせてくれました。

 

 

夏の甲子園も後半戦

 

 

次はどんなドラマがあるか

楽しみです♪

 

 

本日も最後までご覧いただき

本当にありがとうございました