ありがちな話【瀬上一憲】

2019.06/26

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

先日、テレビでエアコンを点けた後は、

きちんとドライ機能を使って、内部を乾燥させないと

黴が発生しますよ、と気象予報士の方が。

 

この時期、当地は、そんな心配はご無用です。

 

エアコンも使いますが、「暖房」です。

 

ドライを使う必要等ございません。

 

「梅雨寒」

という言葉もあるぐらい寒いのですが、

冬期使用する石油ヒーティングを

点けるまでもないときに、エアコンの暖房が重宝します。

 

 

さて、今日は、ありがちな話というタイトル。

 

何がありがちかというと、

テレビ等で話題になるといかにも

自分のところも効くという宣伝を

堂々と繰り広げる二番煎じ。

 

しかも、本家のことなど

知らぬ存ぜぬ的に堂々としているし。(笑)

 

事の発端は、ゆびのば体操の先生がここの

所テレビに出まくって、自身が開発に寄与された

「五本指ソックス ゆびのばソックス」紛いの効果を

うたうニセモノたちの広告が横行していること。

 

五本指ソックスは

昔からあるものなのだけれど、

この先生の理論に忠実な造りができている

矯正ソックスは知る限りほかに存在しません。

 

にもかかわらず。

 

コピーライターさんたちが

先生の著作等から五本指ソックスの

効能だけを切り取り、自分たちの商品も

「効く」かのようなチラシ、新聞広告を展開しています。

 

そして、お約束通り、本家より安い値段で売っています。(((^^;)

 

何も知らない人は、

そのまま信じて買ってしまうわけで。

 

買って履いてみて、

全く効能がないことに気がついて、

あの先生の言っていることは嘘だと、

騒ぐこととなるわけで。

 

悪貨が良貨を駆逐するの例えのとおり。

 

こうなってくると、

商標登録も何もそれほど

自身のブランドを守ってくれないということとなります。

 

面倒だし、手間暇もお金もかかるのですが、

見つけ次第、警告して、法律に違反している場合は

法的措置をとるということを続けないとなりません。

 

「悪貨」を駆逐しつつ、

自身の商品が比類なきものであることを

認知してもらえるまで地道な努力が続きます。

 

健康商品(食品)は、特にこの傾向が強いようです。