くよくよするな【瀬上一憲】

2019.06/12

 

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

うちの患者さんに、

和牛の子牛の繁殖を手掛けている方がいます。

 

このオシゴト。

折からの和牛ブームで、

子牛の値段が高騰、

びっくりするぐらいの高値がつくことも。

 

それを見ている人の中には、

手っ取り早い儲け口だ、

とばかりに新規参入するモノも。

 

ところが、生き物相手の仕事。

 

そう簡単に、参入できるものではありません。

 

餌、飼育環境、

そして何よりも出産をきちんと

やり遂げ、市場で売買できるレベルの牛を育てること。

 

すべてにノウハウがあって、

一朝一夕でできる簡単な仕事ではありません。

 

安易に手を出した先に

待っているのは、死産、生育不良等々。

 

 

牛を満足に育てられないが

故の金銭的な負担増もさることながら、

 

現場で働く人たちが、

死を目の当たりにし続けることによる、

精神を病んでしまうことに大きな

問題があるのだという話をしてくれました。

 

精神が参ってしまうって、

気持ちの問題によるところが大きいと

思っていましたが、私のクラニオの先生が、

フェイスブックで以下のような投稿をされていました。

 

私とフェイスブックで

友達になられている方は、

ご覧になったかもしれませんが、以下抜粋します。

 

安心感って気分だと

認識しがちですが、

むしろカラダの状態です。

 

不安で眠れない、

イライラが止まらない、

些細な事でキレそうになるorキレる

、怒りがコントロールできない、

心配ごとが頭から離れない、…etc.

 

そんな時は、

① 足をできればふくらはぎまであっためる、

足湯でも靴下とレッグウォーマーでもいいよ、

とにかくあっためる。

 

② スープを飲む。インスタントの

カップスープでもいいし、梅干しを入れた

お白湯でもいい。

 

③ 呼吸を整える。管楽器のロングトーンの

要領でとにかく長く細く吐いたら

今度はしぜんにたっぷり吸えます。短くても3分はやる。

 

ほかにも、グーになってる手を

力いっぱい開く、あいうべ体操、肩回し、

首回し、できる限り大股で歩く(最低でも5分)、

…といろいろカラダの神経レベルで

「安心安全のスイッチをONにする」仕掛けはあります。

 

日ごろから安心、満足、幸福のリソースになるものの

リストアップと実践も大切ですが、緊急時には本人が忘れます。

 

そばにいる人も気づいたら

伝えて手伝ってもらえたら、と思います。

 

以上、抜粋終り

 

 

整理します。

 

精神が不安定なときは、足を温める。

 

温かい飲み物を摂る。

 

深く呼吸する。

 

いずれも、副交感神経が

優位になるようにリラックスするための

色々なのですが、自分の場合は、他にも云々で触

れられている「できる限り大股で歩く」が性に合っているようです。

 

一人でポールを両手にがつがつ歩いているうちに、

解決策が見つかる、ということもありますが、

そこに直結しなくとも、運動した後の爽快感で

気分がリフレッシュする、というのは、間違いありません。

 

 

まず、歩きましょう、歩けなければ

歩ける体を作りましょう、

というのがうちのポリシーになってます。

 

皆さんは、患者さんにどのような

アドバイスをされますか。