頭をよぎる蜘蛛の糸【東野奈穂子】

2019.04/25

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

皆さん

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」という

作品をご存知ですか?

 

 

多分、教科書で習うような児童書なので

1度は目にしたり、聞いたことが

あるかと思います

 

 

私はこの作品が

とても印象に残っています。

 

 

そして、最近この物語が

よく頭をよぎります。

 

 

散々悪いことをして

地獄に落ちたカンダタ

 

 

お釈迦様は、極悪人ではあるが

1度だけ良いことをしたことを思い出し

救い出そうと蜘蛛の糸を蓮池から

下ろします。

 

 

蜘蛛の糸に気づき極楽目指して

必死で糸を上っていくものの

 

 

下から同じように

極楽に行きたい罪人たちが

その糸に食らいつき上ろうとしてきます

 

 

それを見たカンダタは

糸を振り、罪人たちを振り落とそうとする

 

 

それでも食らいつく罪人たちに

「この糸は俺のものだ!!」と言った瞬間

糸は切れて、真っ逆さまに地獄へ逆戻り

 

 

一部始終を見ていたお釈迦様は

悲しそうな顔をして

その場を立ち去る・・・というお話

 

 

子供心に、悪いことはしてはいけない

くらいの解釈でいましたが

 

 

大人になって、特に最近は

違う解釈が出来るようになりました。

 

 

「この糸は俺のものだ!!」

と叫んだ瞬間に糸は切れました。

 

 

カンダタの叫びは

糸が切れた原因そのもの

 

 

自分本位な発言を

お釈迦様は許さなかった

ということですよね

 

 

「自分勝手な行動や

自分さえよければいい

という考えを持っていると

幸せになれない・・・」

 

 

ということがこの物語の

言いたかった教訓なのかなと

考えています。

 

 

自分勝手な行動や

自分さえよければいいと

思ってしまうくらい余裕のない時こそ

 

 

出来ることはそう多くはなくても

寄り添う心を持てるようになりたい

 

 

助けてくれた恩や感謝の心は

絶対忘れてはいけない

 

 

当たり前のことですが

心が荒んでいる時は

ついつい忘れてしまうので

 

 

蜘蛛の糸を切られないよう

無慈悲な心が現れないように

 

 

頭を良くよぎる今こそ

久しぶりに読み返して

もう1度しっかり頭に叩き込みたいなと

思いました。

 

 

最後に

 

 

本日は平成最後の金曜日です。

 

 

いつもご覧いただいている皆様

本当にありがとうございます

 

 

令和最初の金曜ブログは

GW真っただ中♪

 

 

新元号1発目に相応しい

投稿に出来ればと思いますので

これからもよろしくお願い致します