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リピートの苦手な人の特徴【加藤高夫】
2019.03/26
From:加藤 高夫
治療院より
木曜日担当の加藤 高夫です。
今回は
《伝える順番》
について
やっていきたいと思います。
先日
娘と公園に
遊びに行った時のことです。
私がベンチに座り
娘が砂場でお友達と遊んでいました。
そしたら
私のところに
どこかのお母さんが
やってきました。
お母さん
「あの~、ちょっといいですか?」
そのお母さんは
何かの新聞らしきものを
持っていました。
私は瞬時に感じ取りました。
「宗教の勧誘だ!」
案の定
お母さん
「〇〇教ってご存知ですか?」
「今後、仏教が・・・です。」
私は興味がないので
話の途中で満面の笑みで
「興味がないので大丈夫です。ありがとうございます」
と言って
話を途中で終了させました。
あなたにも
似たような経験ありませんか?
今回
私は宗教をどうとかの
話をしたいわけではありません。
宗教は
とても大事なものですし
否定をするつもりもありません。
話を聞いていたら
もしかしたら
興味を持ったかもしれません。
しかし
このお母さんは
大きなミスをしていたために
私に話をできずに
終わってしまったんです。
それは
何かと思いますか?
それは
話していく順番です。
人が
人の話を聞くときは
話の内容に
興味がある時か
話す人に
興味がある時です。
今回の場合であれば
私がもともと
宗教に興味のある人であったら
話を聞いていたかもしれません。
もしくは
私がもともと
このお母さんをよく知っていて
尚且つ
このお母さんの事を
信頼もしくは信用していたら
話を聞いたかもしれません。
今回は
このどちらにも
該当していません。
私は
宗教に興味がありませんし
このお母さんも
初めて会った方です。
こういう状況だと
最終的に印象も悪く
終わってしまいます。
さて
これを
あなた自身の
治療院で考えてみてください。
新規で患者さんが
あなたの治療院に来ました。
そこで
あなたがいきなり
当院の治療方針とか
値段とかず~っと話したら
患者さんは
どう感じると思いますか?
「そんなことより早く見て欲しい!」
じつは
話を聞いている感じで
こういうことを考えています。
あなたの院の
治療方針とか値段とか
そういうものはたしかに大事です。
治療を始める前に
伝えておくべきものも
あるかもしれません。
でも
それよりも先に
患者さんが何をして欲しいかを
まずは聞いてあげることです。
患者さんの
して欲しい要望を
しっかり聞いた上で
当院は
こういう人に向いている
治療院であるとか
「その症状ですと
〇〇回は治療は必要になると思います。
一回〇〇円でやっていますが
通院することは可能ですか?」
みたいに
聞くならいいかもしれません。
もしくは
問診の前に
治療方針等は
パウチなどにしたものを
読んでもらっておくのも
いいかもしれませんね。
なんにしても
あなたが
患者さんと話すときは
まずは
患者さんが聞きたいこと
やってほしいことを聞き出してから
あなたの伝えたいことを
伝えてあげてください。
患者さんは
初めはあなたに
興味はありません。
治療方法にも
興味はありません。
自分の症状が
よくなるのかどうか?
そういうことしか
頭にありません。
だから
まずは
患者さんに
興味を持ってもらわないと
いけないのです。
患者さんに
興味を持ってもらうには
患者さんの
欲求を満たしてあげてください。
そして
最初に
あなたが患者さんに
興味を持ってください。
何に困っているのか?
何を満たしてあげたら満足するのか?
そういうことを
質問してあげてください。
ただし
勘違いして欲しくないのは
患者さんに興味を持つといっても
治療に関係のないことを
いきなり聞かないでくださいね。
趣味は何なのか?
どんな音楽が好きなのか?
どんなタイプの異性が好きなの?
など
どうしても
治療に必要なら仕方ないですが
そうでないなら
絶対にやめましょう!
じつは
リピートの苦手な先生は
この話す順番が
間違っていたりします。
いきなり
必要なことを
一気に伝えてしまっていたりします。
だから
患者さんは
あなたの話したことは
全然頭に入っていませんし
なんだったら
場合によっては
不快感すら
抱いているかもしれません。
これが
話す順番を変えるだけで
あなたの話を
一生懸命聞いてくれるし
あなたを信頼して
治療を受けてくれるようになります。
最後にまとめです。
人は
興味の有ることしか聞きません。
人は
興味のある人からしか聞きません。
患者さんが
あなたやあなたの治療に
興味を持ってもらうためには
まずは
患者さんの
話を聞いてあげてください。
そして
患者さんの要望を
叶えてあげることができるなら
その事をお伝えしてから
どのように叶えることができるのかを
説明してあげましょう。
そうしたら
きっと患者さんは
あなたの話を懸命に
聞いてくれると思います。
あとは
治療で結果を出せば
向こうから予約を
入れてくれるはずです。
ただし
もし患者さんの状態が
自分では難しいと判断した場合は
もしくは
あなたの治療院の方針に
合わないと判断したら
治療をする前に
丁寧に
お断りしてくださいね。
それが
患者さんにも
あなたにも良いことですから。
もし可能なら
患者さんの要望に
合いそうな治療院があれば
そちらを
紹介してあげてください。
あなたの信頼もあがりますし
患者さんも喜ぶと思います。
リピートだけではありませんが
常に相手のことを考えて
行動を行うことを
おすすめします(^ω^)
追伸)
一昔前は
治療院もここまで
多くありませんでした。
だから
多少嫌でも
患者さんはあなたのところに
通院してくれました。
ただし
時代はかわりました。
今は
患者さんは
いくらでも
治療院を選べるのです。
患者さんが
ここに通いたい!
そう思ってもらえるために
何をすべきか?
常に
考える必要があります。
協会では
そういうことを
常にアップデートしています。
今の時代にあった運営などを
一緒に学びたいなら
こちらに参加してみてください(^ω^)
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追追伸)
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