不思議な靴の話【瀬上一憲】

2019.02/05

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

 

 

この冬は例年になく寒暖の差が激しいと感じます。

 

妙に温かい日が来たと思った次の日には強烈な寒波が。

 

雪がドカッと降ったら、雨が降るという。

なかなか身体に厳しい2月の入りです。

 

夏の暑さに辟易していた頃が懐かしい。(笑)

 

早く暖かい日が安定的に

訪れてほしいものですが、2月はまだ始まったばかりですから。

 

高齢者の方にポールウォーキングの

指導をしている関係で、高齢者の方の足下に目が行きます。

 

どんな靴を履かれているのか。

 

そして、テレビコマーシャルでも。

 

特にBSは、

ウォーキングシューズについて長々と解説してくれますから。

 

巷にあふれるウォーキングシューズ。

 

値段もピンきりですが、

高いものだと2万円超なんてのはザラ。

 

それがファッションなのか、

運動用なのかは色々あっていいと思いますが、

何故か、「ウォーキングシューズ」って名前が付くと、

脇にファスナーがついているタイプのものが多い。

 

多いというか、日本メーカーのモノは、

アシックス、ミズノといったスポーツメーカーも。

 

アサヒ、ムーンスター等の靴メーカーも。

 

皮素材でも、素材に拘ったタイプのモノも、

みーんなご丁寧に脇にファスナーがついています。

 

特にアサヒ靴というメーカーは、

膝痛の人にこそ履いてほしいという

踵部分にこだわりを見せた靴開発をされています。

 

ところが、ご丁寧にファスナーつき。

 

それじゃあ、靴紐をしっかり結んで

履くという本来の機能は働かんでしょうに、と

心配したくなる私であります。

 

 

本当に、そういうニーズがあるのかなぁ。

あまり聞いたことがないけれど。

 

どうにもそのファスナーが気になってしょうがない私です。

 

かっこ悪いし。

 

へんに年寄り臭いとも感じるし。

 

いちいち紐を結ぶのが面倒だから?

 

大体面倒くさがりの人たちは、

そのファスナーさえきちんと閉めずに履いて歩いています。

 

一寸足のこと、足指の変形の

問題のことに知悉のある方ならば、

緩い紐靴で歩くことによる弊害はいうまでもないところ。

 

そういう問題がいろいろ

指摘されているにもかかわらず、

そういう靴が売られ続けているという実態。

 

僕らの仕事はなくならないですね。

 

だって、膝痛・腰痛の原因が根絶しないんだもの。

 

きちんと靴紐を結んで履くって、難しいことなんですかね。