廃業率が高い理由【安治久志】

2018.08/12

自分のお店を持つ事や独立開業・起業した
10年後の廃業率ですが色々なデータがありますが
4〜6%だそうです。
その廃業する要因としては、
競合店を増大などよりも、事業主の経営知識が
脆弱な事が殆どの要因です。

 

 

特に治療院業界なんて
参入障壁が低いぶん競合店が多いです。
ましてや人口の減少や保険診療の関係で
どんどん見込み客を取り合いになっています。

 

 

他業種の方に聞きますと
はっきり言ってそんなビジネスに参入する方が危険だと
いう意見も頂きます。

 

 

本当にお金儲けに徹するのであれば
違う業種でパワーを使う方がいいんじゃないかと
考えます。せいぜい月間60〜100万円の利益があれば
体力的にも時間的にも余裕があり自分の体やメンタルも
安定していくと私は考えています。

 

話を少し戻しますが、廃業する要因で
経営の知識不足といいましたが、ここの話を
したいと思います。

 

実は、治療家の殆どが考えていない
自分の未来像です。
20年後もそのままの売上げでいくのか?
それとも低下していくのか?
結婚するのか?
子供は何人作るのか?
子供に好きな事をさせるのか?

考えているのならまだいいですが
No Planの方が沢山いてるのではないでしょうか?

私が掲げた月間60〜100万円は単なる例ですが
それがこの先あなたが治療家を辞めるまで続くとは
今の世の流れからは考えてにくいのでは無いでしょうか?

日本の教育はお金に関する勉強を
するような場所が無いから知識が無いのです。

労働でお金を稼ぐ方法が
世の中の常識になっているのです。

 

治療が好きだからとか
人が喜んでくれるからやりがいがある
私もそれは共感しますが、50歳、60歳になった時の
事を考えていますか?

 

その時になったら考えるでは遅いんです。

 

 

最悪の想定をしておくべき

 

 

私は3年前に腹膜炎で2週間程入院しました。
自分は絶対大丈夫と思っていました(笑)

2週間ですよ月の半分です。
売上げが半分になるわけですから
それがもっと大きい怪我や病気になった時の
事を考えたら恐ろしくないですか?

家族や子供が居たら路頭に
迷わす事も考えられるじゃないですか?

 

体を壊す前に
今のうちに次の手を考えてください。