自分の院のレゾン・デ・トール【瀬上一憲】

2018.03/28

おはようございます。

水曜日です。

青森のせのうえです。

 

このブログ記事でも何度か取り上げましたNHKスペシャル「人体」シリーズ。

 

面白かったですね。

 

普段の患者さんとの会話ネタに事欠くことのないぐらい、知識がてんこ盛りでした。

 

このシリーズは、秀逸な番組だっただけに、終わってしまったことに一抹の寂しさがあるのですが。

 

でも、それは杞憂というもの。

 

番組の最後に、次週の放送では、毛細血管を取り上げるよ、という番組告知が。

 

毛細血管については、以前も試してガッテンで特集していたことがありますが。

 

察するに、我々炭酸協会が得意といる毛細血管への
血流促進に関する色々なアイディアと効能の知識がもらえるのではないかと考えた次第。

 

これ、見ないとね。

 

参考までに、番組ホームページはこちらです。

 

http://www.nhk.or.jp/special/kekkan/result.html?p=2

 

 

さて、話は変わって本題に。

 

 

レゾン・デ・トール

フランス語です。

 

日本語に訳すと、「存在価値」とか「存在理由」という言葉。

 

何のために自身の院が存在しているか、ということ。

 

その必要性とか頭を絞っていろいろ考えて、
明確にすることでターゲットやアプローチが
決まってくるというマーケティング的な話はさておき。

 

これ、実は自分はこうありたいと考えても、
それに吸い寄せられてくる患者さんばかりとは限りません。

 

むしろ、そうでない方のほうがお見えになられる。

 

自身ではこうありたいと願ったとしても、
その方向でホームページを構築したとしても、

 

その後、リピーターとなって固定客と
なってくれる人と自分で集めたい患者さんとは違うということはままありませんか。

 

私はよくあります。(笑)

 

それは自分が考えているかくありたいという
理想像と、患者さんたちが必要として求めている現実とにかい離があるからなのでしょう。

 

患者さんはホームページや口コミで、
ここなら何とかしてくれるだろうという期待があるから来院されるわけで。

 

更に、治っていく過程においては、
院長たるあなたのキャラクターだったり、
魅力だったりという人間性に惹かれて見える患者さんのファン心理というのも。

 

自身が目指す理想を練るというのも当然に必要なのでしょうけれど、

 

治せる腕があるのは当然として、
実は対人間が相手ですから、人間性に負うところが大であるな、と最近とみに思います。

 

そして、あなたの院がそこにある、
あらねばならない理由というのは、あなたを
必要とする患者さんがいるからではないかと思う私です。