金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

今日も宜しくお願い致します。

 

 

セラピストや治療家の先生方に

あなたの最大の武器は何ですか？

と問いかけたら

 

 

きっと皆さん個々に得意とする

技術の名前が出てくると思います。

 

 

しかし、本当にあなたにとって

最大の武器は

技術と答えてしまって

正解なのでしょうか？

 

 

患者様に対して

無言でいきなり施術をする

先生を見たことがありません。

 

 

あなたが得意としている技術を

披露する前に必ずしなければ

ならないことがあります。

 

 

それは問診など患者様との会話です。

 

 

患者様のお悩みを聞いたり

治療計画や今後生活する上で

大切なことをアドバイスする

 

 

これらにおいて

「話術」は欠かせません。

 

 

私は技術よりも話術を

優先的に磨くことが

大切だと考えています。

 

 

例えば、顔がイケメンで

神の手と呼ばれる技術を

持っている先生がいたとしても

 

 

・言葉足らずで小さい声

・モゾモゾ話し聞こえない

・結局何が言いたいかわからない

・自分の我ばかり押し付けてくる

 

 

これでは肝心の技術を披露される前に

嫌気がさし受ける気持ちも

萎えてしまいます。

 

 

このような状態では

効くものも効かなくなってしまいます。

 

 

その人が欲する言葉を

わかりやすく優しく時は厳しく

伝える話術こそが

 

 

一気に局面を変えてしまう力となり

武器と化すのではないでしょうか？

 

 

しかしながら言葉は技術と違って

感情が左右します。

 

 

武器が一転して

諸刃の剣となってしまうこともあります。

 

 

そういう怖さを持ってるがゆえに

常に高めていく努力が

必要なのだと思います。

 

 

技術がなければ始まりませんが

技術に囚われすぎると

上手くいかなくなった時

 

 

また新しい技術欲しさに

時間とお金の無駄使いに

走ってしまします。

 

 

もしも今後

こんなに技術を磨いているのに

どうして？と思うことがありましたら

 

 

この話を思い出していただけると

嬉しいです。

 

 

今日も最後まで

ご覧いただきありがとうございました。