1枚のチラシから見える未来【東野奈穂子】

2017.09/08

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

妹が入会している柔道整復師会から

毎月末に会報誌が送られてきます。

 

 

中には、請求した療養費の送金通知書や

連絡事項、いろいろな相談会のお知らせや

物販のチラシなどが入っています。

 

 

今月の会報誌の中に

二度見してしまった

意外なものが入っていました。

 

 

それは・・・

 

 

セミナー開催のチラシです。

 

 

チラシのヘッドラインは

 

 

「売上改善セミナー」

 

 

柔道整復師会が許可した

売上改善セミナーって??

 

 

めっちゃ気になり読み込みました。

 

 

すると・・・

 

 

「従来の整骨院経営を見直し

選ばれる整骨院作りをお手伝いします。」

 

 

自費診療メニューの開発

選ばれるためのコンセプト作り

 

 

てっきり、柔道整復師の免許を使って

再生する方法でも書いているのかと

思いきや・・・

自費移行を促すセミナーだったのには

驚きました。

 

 

新しい手技のレクチャー

新しい機械の導入法

マーケティングのノウハウのレクチャー

 

 

これが、新大阪などの会議室で

行われるのでなく

柔整の業務が行われているビルの中で

行われる・・・というのが

柔道整復師の皆様にとっていよいよ

世も末だなと感じてしまいました。

 

 

「整骨院」だけの業務では

これからは、成り立たないよ!!

と、本家から

宣言されたようなものですね。

 

 

今の若い柔整師の先生方は

自費移行の重要性を

真摯に受け止めておられます。

 

 

しかしながら、バブル時代に

黄金期を経験した

50代後半より上の

先生方はなかなか頑なで

まだまだいける!!

と根拠のない自信を崩されません。

 

 

パソコン・スマホが苦手で

新しい情報にも乏しいです。

 

 

きっとそのような先生方に向けての

メッセージも込められているのでしょう。

 

 

それでも、新しく学生を募集し

世に柔道整復師を放つ意図は

どこにあるのでしょう?

 

 

妹も不思議がっております。(;´・ω・)

1枚のチラシが柔整師の未来を

語っているように思いました。

 

 

今日も最後まで

ご覧いただきありがとうございました。