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不便なところで一番になる【瀬上一憲】
2017.04/19
水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえです。
青森でもようやっと桜の花が咲き始めました。
見ごろは例年通り、ゴールデンウィークと予測。
お花見にかける金額ナンバーワンの県は、何処かというのをラジオでやっていました。
青森県だそうです。(-_-;)
待ち遠しい春が来て、満開の桜の下で、宴会をという県民性の表れだとか。
あまり、桜の下でバーベキューしたり酒を飲んで盛り上がるということをしたことのない身であるが故
何処の国の青森県を調べたんだよ、と毒づく私がいます。(笑)
面白い話を聞きました。
都会にお住まいで、電車が交通機関として普通にとおっているところにお住まいの方には、ピンとこない話かもしれません。
新幹線の駅がない地方都市で、開業して、一番になると、食いっばぐれの心配がないというもの。
青森県の地図が思い浮かばない人にはわかりにくいかもしれませんが、
下北半島の先端にむつ市という市があります。
そして、津軽には、弘前という都市があります。
いずれも新幹線を利用するには、とても不便な地理だったりします。
このような場所には、まず大手のメジャーどころは、進出してきません。
交通の便が良くないから。
進出を検討すべき商圏にない、と判断されるのだそうな。
だからこそ、自営業には勝機がある、と。
一寸便のいいところだと、イオンとかがすぐできてくる。
例えば、マッサージ系も理髪系もその中に入ってくる。
で、へたをすると低価格のチェーンなんかも紛れていたりする。
我々の治療系だとそういうのが頭に浮かびますが、これが弁護士や税理士でも同様。
大手が全国の交通の便のいいところを食い荒らしています。
そういうところで競争するのはタイヘン、だと。
むしろ、田舎町でその職種の突き抜けた存在になれば、後は心配など全くない世界が待っていると。
ま、突き抜けた存在に成るというのがキーワードなんですが。(笑)
視点が変われば、考え方も全く違ったものになるの好例だなと思いました。