自費治療に来院される患者さんとの関係構築について【真山隆博】

2017.04/24

月曜日担当の仙台 肩こり退治腰痛センター、ママの骨盤矯正の院長の眞山です。

今日は、患者さんとの関係構築にはいったい何が必要か?

というタイトルですが、これは、施術者がセミナーなどで習うコミニュケーションスキルとか、施術のテクニックなどではなく、患者さん目線での望んでいる関係構築とは何かということです。

 

当院は、カイロプラクティックを主に使う実費の治療院ですが、確かに多くの椎間板ヘルニア、腰痛、肩こり、頚椎ヘルニアなどの症状に悩んでいる患者さんが来院します。

次のような例が一般的です

 

椎間板ヘルニアの患者さん。 年齢39歳 女性 会社員

整形外科での椎間板ヘルニアの施術を受けて、約1年半

治療としては、レントゲン検査 MRI検査、足の牽引と痛み止めの薬の服用

それでも、症状が解消しない時には、整骨院での電気治療とマッサージ、それでもダメなときには、 鍼灸院でのハリ治療という流れになり、それでも今一つ椎間板ヘルニアの痺れや痛みがなくならない場合は、痛いどこに行ったらよいのか?

ネット検索で、様々な治療院を探しますが、どこに行ったらよいのかわかりません。

しかしヘルニアの痺れと痛みはいつまでたっても続いていて、か自然の兆しも見えません。

意を決して、某治療院で施術を受けます。

思いもかけず、症状がよくなりました。

いっぺんで、この先生の施術の虜になりました。

人によっては、サラリーマンを辞めて、カイロプラクティックの施術者に転身して、治療院業界に入ることになりました。

さて、これほどまでに、悩める患者さんのからだをよくすることのインパクトは、相手の人生を変えることもありうるのです。

さて、これほどまでにインパクトのある施術ですが、紺お語はいったいどんなことを患者さんは、のぞんでいるのでしょうか?

 

考えてみてください

 

 

 

ここは、考える時間です。

 

答えは、心の絆であり、ある程度何でも話せる関係構築を望んでいるというのが私の答えです。

では、その患者さんと深い絆を作れるためには、施術者である私たちは、いったい自分自身をどのように位置つけていなければならないのでしょうか?

私たち自身が本当に目の前の悩みを持った方に

「私の所へ通う価値がある」と思えているかどうかです。

プロである以上、

「治癒」という結果を出すために

自分の持っているものを全力で提供するべきです。

その結果は、患者さん自身もこの先生なら大丈夫だ。という安心感を持つのですが、施術者としては、体だけではなく、親しい友人のようにある程度何でも話せる人である、ここに通院すれば、元気がもらえるという先生になれば、ほとんど患者さんとの関係構築は、できたも同然です。

これを患者さんと施術者との信頼という言葉で表すことができますが、信頼がベースにあれば、極論どんな施術をしても結果は、かなり出るのではないかと思うのは、わたしだけでしょうか?

私が使う、カイロプラクティックの施にも、様々なテクニックがあります。

ディバーシファイド、ガンステッド、SOTなどなど、ほかにも多くの日本整体、ある種のマッサージの類、新整体などの施術方法や流派がありますが、信頼というベースがなければ、どんな施術を使っても思うような施術効果が得られません。

患者さんとの信頼構築は、患者さんがドアを開けて、来院した時から、始まり、自宅に帰ってからがまず第一段階、症状が解消してから第2段階、其の後は、メンテナンスにおいては、本音を言える関係構築が第3段階と私は、見ています。

信頼関係を構築する一連のプロセスが、施術であり、実費治療ではないかと考えています。

保険治療の場合は、決められた枠の中での時間いくら、電気を×、マッサージをするという一連のプロセスをすれば、後は、レセプトでお金が入るというのが保険治療であり、そこには、機械的なマニュアル的な施術しかありません。

本当に治療を望んでいる人には、自分が長年悩んでいた気持ちを、不安をわかってもらいたいという気持ちが非常に強いことを日々感じます。

この気持ちの理解が自費治療において、最大のポイントであり、施術テクニックは、その手助けに過ぎない、信頼をt来ることが自然治癒力を高める最大の薬であり、施術です。

今は、かなり治療院業界の状況は、厳しいといわれますが、信頼は、いつの時代でも必要不可欠です。

そのためにも、信頼残高を増やして、行く施術に励みましょう

 

 

 

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