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〇〇愛は二種類ある、らしい【瀬上一憲】
2017.03/22

おはようございます。
水曜日です。
青森のせのうえです。
先週、「○○愛を持っている人」が語る言葉が人を引き寄せるし、引きつけるという話を書かせてもらいました。
その話には、続きがある、とまた患者さんが再来した折、言ってました。
それを今回続編ということで、書かせてもらおうかと。
曰く、「○○愛」には、二種類ある、と。
情熱的ともとれるアドレナリン吹き出しまくりな愛
じわじわ来るようなセロトニンが脳内を支配するような愛
アドレナリン愛は、ほだされやすいのだけれど、醒めるのも早く、しかもその愛が無償の愛でなく、金銭を伴うものであった場合
騙されたという怒りを買ってしまいがちだとのこと。
一方で、セロトニン愛というのは、本当に好きになって、一生その愛なしではいられないという思いを強くさせるものだと。
何だか、読んでいてピンと来ない。
そう思った人もいるでしょう。
僕は、この話を聞いて、交感神経と副交感神経の高まりの違いだな、と思いました。
どちらの神経が勝っている状態で好きになっているか、の違いだと思ったわけです。
すなわち、交感神経が高まると、一気にハイになるけれど、そうそう神経が高ぶってばかりの状態は続きませんからね。
一方、副交感神経が働くような、安らぎ、心地よさに支配されるものであれば、それがずっと継続してほしいと思いますから。
世の中にパチンコ愛というものが存在したとします。
これは、金銭を伴います。
どこどこの店の何とかという台は大当たりするよ、とアツく説かれたとします。
それを信じて行って打って、大損したとします。
これは大いなる怒りを買う、ということになるそうです。
なんか、わかった気がしてきますよね。
信頼して行ったのに期待を裏切る結果になった。
愛もへったくれもありません。
これが、お金を儲けるということでなく、そのパチンコ台が面白くて、その台に座って打ち続けるだけで幸せだという「奇特な人の話」を信じて行った人がいるとしましょう。
勝とうが負けようが、その台の魅力にはまった人は、ありがとうというでしょう。
僕らの仕事は、アドレナリン吹き出しまくらせる仕事ではありませんよね。
セロトニン愛たっぷりの整体院であれば、ファンは長蛇の列をなすでしょう。
炭酸をかけるとあら不思議、みんな頭の中がお花畑状態に、
なんてことはないけれど(笑)、ここに来れば治るという強い気持ちを持ち続けてもらうだけでなく、安らぎ、心地よさ、そういうものが自身の院にあるかと考えなおしました。