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人の行く裏に道あり花の山【瀬上一憲】
2016.12/14
水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえです。
皆さんのお住まいの地域もそれなりに寒くなっているかと。
こちらは、北海道や日本海側のような豪雪というわけではありませんが、しっかりと雪かきをしまして、大層腰が痛かったりします。
こんなときには、お約束。
炭酸スプレーを腰回りと太腿裏に。
そして、ストレッチ。
更に、炭酸タブレットを入れた風呂
セルフケアですが、これでなんとかやっていけます。(*^o^)/\(^-^*)
この記事を書きながら聞いていたラジオ。
聞こえてきたのは、佐賀県伊万里市からの中継。
そこで作っているお米「ほしゆたか」のPR。
このお米、最近何処でもやっている最高ランクのお米というわけではありません。(笑)
どこに特徴があるのかというと、粘り気が強く、もちもちした食感の短粒種(ジャポニカ米)ではなく、欧州・東南アジアで食べられている長粒種だということ。
日本のお米は、和食にはよく合いますが、でんぷん質を多く含みますから、チャーハン、リゾット、カレーには向きません。
そこで、伊万里市では、他地域と同様に美味いコメで競うのではなく、料理に合った品種のコメを作ることに特化したのだと。
お料理される方はご存知でしょうけれど、リゾットを作るとき、コメは洗いませんよね。
スープに生米を投入して、煮込みます。
同様のことを一般的な短粒種でやってしまうと、でんぷん質多めの「雑炊」になってしまいます。
チャーハンも同様。
パラパラ感のある炒め具合は、ナカナカ難しい。
でも、このおコメを使うとそれなりにできてしまいます。
よく言われていたことですが、きちんと日本で作っているという話を聞いたことがなかったもので、新鮮でありました。
輸入すれば、という話もあるかもしれませんが、安全性の問題もあるので、結構引き合いがあるとのこと、でした。
同じような話が、林檎でもあります。
食用で人気の品種と言えば、フジやサンふじといった品種がポピュラー。
美味しいですからね。
でも、アップルパイ用の林檎って、どんな林檎が向いているのかってわかりますか?
フジ、サンふじといった代表的品種は、アップルパイには不向きなんです。
紅玉や國光(こっこう)といった酸味の強い小ぶりなりんごでないとなかなかおいしいアップルパイにはならないのだそうで。
青森県弘前市は、言わずと知れたリンゴの町。
ここでは、美味しいアップルパイを提供するお菓子屋さんマップというのを市で作成しています。
ところが
そういうアップルパイ用の林檎を業者が手に入れようとすると、津軽地区ではなかなか手に入らないのだそうな。
みんなこぞって、食べておいしい林檎を手掛けるため、その手の品種の栽培はほとんどしていないらしい。
ね、作れば売れるのに。
しかも無農薬でとまではいかないまでも、薬の使用を抑えた林檎だったら。
アップルパイだけでなく、アップルティー等のフレーバーティーにも活用できたりするのに。
青森→林檎のご当地→アップルパイにもご当地林檎、という図式が成り立たなくなっているという何ともおかしな話。
人の行く裏に道あり花の山
そう思いませんか。
人と同じことをしていてもダメということです。
炭酸整体も皆使うぐらいポピュラーになれば、違ってくるのでしょうけれど、今はまだそれほど一般的ではありません。
花の山を観ませんか。
最後にタイトルにある相場の格言の意味を引用してこの記事を終わります。
「人の行く裏に道あり花の山」は、相場の世界で最も有名な格言。
お花見で人が大勢いるところを避けて裏道を行くと、花がたくさん咲いている場所に出られたという例え話が由来。
相場の世界では人と同じ事をしていては、儲けることは出来ない。
大きく売り込まれて総悲観になって誰もが買いたくないときに安く仕入れ、地合が良くなりドンドン株価が上がってまだまだ騰がると総楽観になって誰もが保有株を手放したくないときに売ると、投資は成功するという経験則に基づいた格言。
(初心者のための相場格言の記事から引用させていただきました。)