車検 【瀬上一憲】

2016.09/21

三連休明けの水曜日です。

明日は、また祝日。

 

リーマン時代なら、谷間も休んで、遅めの夏休みもアリでしたが、なかなかそうはいかない。

 

今日のところは、ためになる系のお話は、他の先生におまかせするとして

 

 

そんなブルーな気分の御同輩のためを思って、ヨタ的な車の話を書こうかと思いまして。

 

都会では車は、あれば便利だけれど、無くても特段困ることはないという代物。

 

これが、田舎では生活必需品。

 

無いと途端に困ってしまいます。

 

でも、車に乗ってばかりだと、歩くことが疎かになりがちで、運動不足に伴う色々な病気にも罹りやすくなってしまうのですけれどね。

 

今回、9年目で車検を迎えるにあたって、提供された「代車」が今まで提供されたことのないような「代物」でして。

 

展示車とか試乗車の類。

お値段は、税金込で五百萬強 (笑)

 

はい、ヤ○セの意図はわかっています。

車検を通すのではなく、この車を楽しんでみて、と。

 

そして、買っちゃってください、と。

 

意図がミエミエな悪魔の囁き。(笑)

自分の車も買った時は、当時のそれなりのテクノロジーが詰め込まれていたはずだったんだけれど、ほぼ一昔前の車になっています。

 

しかして、いまそこに置かれたのは、純白のボディに身を纏った、洗練された今風の彼女。

 

これどうやって操作するんだ?的なスイッチもあるし。(((^^;)

 

アクセルを踏めば、月まで吹っ飛びかねない加速。

 

ブレーキは、自車と同じ感覚で踏むと、効きすぎるぐらいガックンするし。

 

車高も低めでスピード感あるし、スタイリッシュだし。

 

3日間ほど堪能したわけです。

 

そして、車検が終わった我が愛車を引き取りに伺い、久方ぶりに自分の車に乗ったわけです。

 

そしたらね、もうなんかうれしくなっちゃって。

 

自分の実家に帰った気分とでもいうか、旅行から帰って久方ぶりに嫁ちゃんに会った気分とでも言いましょうか。

 

いつもの車高とハンドリング。

今風の機器に比べればアナログっぽいスイッチ類。

 

全部慣れた自分のモノ、であるから。

 

こういう書き方は、とても失礼なのは承知なのだけれど。

 

クルマを女性に例えるじゃないですか。

20代の溌剌とした才気と美貌にあふれる彼女としばしデートしたけれど、なんか違うという感じがしたというか。

 

やっぱり、うちの嫁ちゃんの良さを改めて見直したというかね。(笑)

 

 

鬼平もこんなこと言ってます。

 

惚れなきゃ駄目だ。

女にゃ心底惚れなきゃ、女の本当の値打ちはわからねぇ、と。

 

 

久方ぶりの我が愛車は、走りは快調でありましたが、ボディは多少くすんでいたし、水垢もこびりついていました。

 

そういえば、ここ2年ぐらいワックスがけもしていなかったことにはたと気が付いた次第。

 

 

せっせとワックスがけをしました。

 

そうしたら、車もうれしそうに笑っている、気がしたのですね。

 

 

暫くは、この車に乗り続けようと思う私がいました。