痛風始末記【瀬上一憲】

2016.09/14

こんにちは、水曜日です。

あおもりのせのうえです。

 

日の暮れる時間が早くなりました。

もうすぐ秋分の日ですからね。

 

夏至はいつだったっけ?

ついこの前、春のお彼岸だった気がしていたのに…。

 

 

季節の変わり目というのは体も要注意です。

私の場合は、しばらく鳴りを潜めていた痛風が暴れ出しました。

 

痛風持ちの方いらっしゃいますか?

 

むちゃくちゃ痛いです。

激痛なんてものじゃありません。

その遥か上を行きます。

 

骨折したみたいに腫れ上がるし。

歩くのもままならないし。

 

 

でも仕事はしなきゃならないから、移動するときは、歯を食いしばって動いてました。

 

普段より患者さんに体を押圧する指に力が入ったとか?

 

いえ、さすがにそれはありません。

 

で、腫れだすとどうにもできなくなるわけですし、疼くしで。

 

 

そんな私でありましたが、こういう状態になったときのことを忘備的に書いておきますね。

 

痛風というのは、尿酸値が高くなった場合に出やすいです。

 

尿酸値を高くする原因として、プリン体が含まれている飲み物食べ物の摂りすぎということが言われています。

 

代表的な飲み物は、ビール。

それに比べて低いと言われているのが蒸留酒系。

所謂、ウイスキーとか焼酎系ですな。

 

食べ物でいうと、イクラ、ウニ等の魚卵系。

そして、アジの干物、枝豆の薄皮

 

まあそういったプリン体を多く含むものを飲み食いしすぎると、腎臓が濾過しきれなくなって、足指や踝といった体の端っこ部分にトゲトゲ物質が堆積し始めて、ある時一気に攻撃しはじめると。

 

その、痛みが出ている状態を「発作」といいます。

 

更に言うと、この手の発作が出やすい人として、攻撃的な性格。

イライラしやすい性格の人がなりやすいと言われています。

 

因みに、私は、30そこそこで一番初めの発作を経験しました。

 

まあ、暴飲暴食も、過大なストレスもありましたし、運動不足もありましたからね、当時は。(((^^;)

 

 

今は違うんですけどね。

晩酌もほとんどやらないし、早々豪勢なもんも食べないし。

 

 

 

発作が出た直後というのは、とにかくそういうトゲトゲ物質を体外に排出しなければならないわけです。

 

利尿剤ですね。

 

おしっこを出したいわけです。

 

お茶、コーヒー等をとにかくがぶ飲みです。

 

尿酸値を下げる薬を飲む等の処置は発作が治まってからです。

 

ヘタに飲むと痛風の二次的発作を招いてしまいます。

 

 

今回、私がやったものでこれは聞いたというのを二つばかり紹介しておきましょう。

 

温泉に行って血液の循環が良くなれば、治りが早いと思ったのですが、温泉はあまり効果的ではありませんでした。

 

むしろ、効果的であったのは「炭酸タブレット」による足湯でした。

 

痛くて疼くときには、血流を良くすると却って痛みを増幅しかねませんが、程々の熱さの炭酸泉は腫れが引くのに効果的でありました。

 

そして、これですね。

痛風による痛みを緩和するツボ。

レンドウ先生のシェアシリーズにもあった痛風の対処。

http://matome.naver.jp/odai/2145648811651177301?page=3

 

足裏は湧泉なのはわかるけれど、脛と膝横はナカナカに効きました。

 

 

ならないのが一番ですが、もし皆さんの患者さんで痛風の方がおられたら、こういう治し方もあるよということで。