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ワイヤ入りブラの罪 【瀬上一憲】
2016.08/10
青森のせのうえです。
夏本番です。
おかげで、月曜日に実施しているポールウォーキングも、参加者は、いつもの半分。
だからというわけではないけれど、皆さんお年ごろな方たちなもので、歩く距離も半減させました。(・e・)
日陰での休憩・水分補給の時間も多めにとりました。
熱中症は怖いですからね。
来週はお盆ですし、お休みにしましょうかというと、誰一人賛同せず。
結局、実施することとなりました。
程々の暑さなら、雄大な八甲田山を眺めながら、一定の距離を歩きたいところなんですけどね。
さて、話は変わって、先日の施術中の話題をここで紹介しようかと。
話は乳癌について。
乳癌は、とても怖い病気です。
その患者さんも実は摘出経験を持つ方でして。
いまでも、定期検診は欠かさないそうなのですが、この病気の外来患者は老いも若きも本当に大勢の人が診察を待っているという話でした。
そもそも、昔から乳癌で亡くなる女性って多かったんでしたっけ?
そんな話題になり、他の癌だと、食生活の欧米化が原因ではないかとされるのも多かったりするから、このケースもそうなんですかね、なんて話になったわけです。
乳製品の摂りすぎだとか、戦前に比べて多く摂取するようになったのは、パン類ですね。
でも、それだと欧米はどうなんだって話になりますからね。
ここで、以前聞いた話を思い出してその方にお話しすると興味津々でお聞きになっていました。
それは、ブラが悪者だという話。
戦前の日本で着用率が低くて戦後拡大したものといえば、洋服です。
「ととねえちゃん」でもやってましたね。(笑)
洋服を着るようになってブラが必要になるのだけれど、高価で買えない。
だとすれば、自分で作ればいいのではということで作り方を書いた特集記事を組む、とね。
布製のブラであるのならば、それほど問題にはならなかったのでしょうが。
寄せて上げる、見栄えを良くする、かっこいい胸にするという役割を持たせようとすると、どうしても、ワイヤを入れて成形しやすくするのが手っ取り早いということで、ワイヤ入りブラが主流となってくるわけです。
ところが、このブラ。
とんでもない弊害をもたらすことがわかってくるわけです。
乳癌罹患率の高さにつながっているのでは、そういう研究成果がアメリカでは70年代に既に報告されているとのこと。
胸を強調したいが故、ブラ下部にワイヤを入れてカラダを締め付けると、そこの筋線維やリンパを傷つけてしまうと。
どうして、そういう研究成果が日本で活用されていないのか、資本主義というのはどうしてこうもおかしな話なのか。
マスコミの主要広告主ですからね。
この手の下着メーカーたちって。
ヘタなことを書いたら、差し止められますから。
ピンクリボン運動って、ご存知ですか?
乳癌の普及啓もう活動の運動なのですが、率先して旗を振っているのはブラメーカーだったりします。
とんだマッチポンプな話なのですが、これが真実なのだと。
そういう話です。
信じるか、信じまいか。
でも、そういう研究成果は既にあるという話ですから、キーワード検索してみてはいかがでしょうか。