タダライオンのような○○【瀬上一憲】

2016.06/15

偶には早く帰るのもいいかと、切り上げて、帰宅。

いつも見ない時間帯のテレビを、見るともなしに見ていてびっくりした。

 

まぁ、その番組の内容をかいつまんでご説明すると。

 

日本のサファリパークでは、ライオンの繁殖力に手を焼いているそうな。

 

ライオンは、年に三回出産すると。

 

しかもハーレムを形成して、次々に出産するらしく、群れにはボスとしてのオスが一頭いればいいから、「その他」のオスたちは、檻の中。

 

それでも、ご飯は食べさせなきゃならんしで、えさ代は一頭当たり年間45万円といってたな。

 

「使い道のないライオン」は、引き取り手もない。

引き取ってもらえるならばタダでもイイから持って行ってくれという話。

 

それは、海外でも同じこと。

 

「野生のライオン」は減少しているけれど、そういう「家畜のようなライオン」は多数存在するのだそうな。

 

結局、野生だと、そういうサイクルで子供を産まなければ、子孫を残していけなかったんでしょう。

 

そして、いつ敵に襲われるやもしれない交尾は命がけですからね。

 

さらにライオンの悲劇は続く。

 

そういうライオンたちの輸入国・そして繁殖するライオン「ブリーダー」がいる国として名高いのが南アフリカ共和国。

 

ここでは、そういう家畜化したライオンを売買する市場があると。

 

そこで買いに参加するのは、ハンターたち。

そう、買われたライオンたちは、「狩場」に放たれ、ハンティングされてしまうのです。

 

さらに、アメリカでは、ライオン肉で作った「ライオンバーガー」なるものも存在するのだそうな。

 

 

そういうライオン界の今を全く知らなかった自分は、大層驚きました。

 

ジャングル大帝レオで、パンジャの子レオが誕生して、森の動物たちが大祝福なんてのは、漫画の話。

 

ライオンキングもそう。そういうミュージカルは成り立たない。(笑)

 

産まれる度にパークの人たちは、頭を抱える。それが実態。

 

 

これを見終わってふと気づいたことがあります。

 

これって。

どこかの業界に似ていないかと。

 

 

そうです。

ビンゴ。

当業界ですね。

 

家畜の如く大量生産される「治療家」

その生産現場の人たちは、多くの生徒を受け入れ、多額の授業料を毟り取り、そして職として成立しないだろうぐらいの数を排出していく。

 

排出された大多数は、コンサルティングというハンターたちの餌食になっていくだけ。

 

もうね、悲しくなっちまうわけです。

 

そうならないために。

 

他とは違う「武器」を持ちたいもの。

 

でも、そういう武器は一杯揃えても使いこなせっこないです。

 

一つ若しくは二つ。

 

ウルトラマンでいうところのスペシウム光線のような技。

 

 

そうですよ。

炭酸整体があるじゃないか。

ヽ(^o^)丿

 

ブランディングにもってこい。

タダライオンとなって餌食になるのではなく、ハンターになって、狙い撃ちする側になりたいものです。