過ギタルハ及バザルガ如シ【瀬上一憲】

2016.05/25

水曜日です。青森も真夏日です。

 梅雨を通り越して、一気に夏本番かと思うような暑さです。

 

さて、今日は、うちのラン患者さんのことを。

 

彼女はとても頑張り屋さんです。

 

名古屋ウィメンズほか、100㌔マラソン、山を走り抜けるトレイルラン等々そんなに走っちゃうのですか?と聞きたくなる位走り込み、大会にもエントリーされています。

 

本格的に走り始めてから4年一寸。

 

うちの整体院オープンの時期とほぼ同時期にはじめられたラン。

 

向こうは昇り竜の如く、自己ベスト更新中。

しかして、うちはというと、なかなか自己ベスト更新できずにいたりします。(/。\)

 

でも、彼女が故障なく走りこめているのは、間違いなく当院でのケアが奏功しているというのは、ご本人も認めていらっしゃること。

 

そんな彼女ですが、先日のハーフマラソンの大会では、後半失速してタイムを落とすといういまだかつてない体験をされたとのこと。

 

体調もすぐれないので、病院で検査をしてもらうと、赤血球数の減少著しく、貧血との診断。

 

あの何とも言えない苦い薬にて、投薬治療中とのこと。

 

マラソンランナーによくあるのだそうですね。

 

ハードワークを通り越してのオーバーワーク。

赤血球を自身で踏みつぶすが如く減少させたが故の貧血。

 

貧血は、さすがの炭酸でも何ともなりません。

走りこむことが生きがいとされる方は、ストイックな方が多いようです。

 

正直、ちゃらんぽらんな性格がウリの自分には理解できない世界であったりします。

 

オーバーワークを自重してトレーニングしているとのこと。

これで来月にはまた100㌔マラソンにチャレンジするというのですから、恐れ入ります。

 

当方にできることというのは、故障しない体づくりのためのケア。

ただそれだけです。

 

 

長距離走者たちが陥るのが、走り込み過ぎ、やりすぎでの故障。

求道者というか哲学者のような感じで走りますからね。

 

坐骨神経痛も気を付けたいもの。

運動しすぎでもしなさすぎでも罹るのがこの病気ですが。

 

先日見えた某学生ランナーさん。

筋肉がパンパン。

脹脛はうっ血していて、筋ポンプがきかないだろうなという感じ。

 

当然お尻も内転筋も固さマックス。

 

こちらは、ストレッチをしているとはいうものの、やらせてみると、全くのばしきれていない。

 

炭酸&整体にて筋肉が動く滋養隊を作ってあげて、ストレッチを指導。

 

はい、あれだけ前屈出来なかった身体がびっくりするぐらい戻っています。

 

過ぎたるは及ばざるがごとし

 

でも、頑張っちゃいますからね。

 

僕らにできることは、故障しない体づくりのアドバイスとケア。

 

頑張りきれる体作りのお手伝いをしています。