納得のいく人生を歩みたいものです【つじよしなり】

2016.02/26

From:つじよしなり
自宅のリビングより、、、

先日、しばらく治療に来られてなかった、母と娘の親子が当院に遊びに来てくれました。

母は僕と同じ世代、娘は二十台半ばです。

特に娘の方は何年も会ってなかったので、近況について話をしました。

元々彼女は学生時代に陸上部で円盤投げをしていました。

本当に一生懸命クラブ活動に励んでいたという記憶があります。

その後、会社に就職して体を壊すまで働き続けていたそうです。

そして一旦会社を辞め、また最近新しい仕事を始めました。

僕が「体を壊すまで働くって、大変な人生やったな。」と言うと、

「だって、お母さんは子供の頃から勉強しなさいとも言わないし、就職の時も何にも言ってくれなかったから、実際に仕事して本当に大変だった。」と言いました。

彼女からすると、勉強しなさいと言われなかったのは嬉しかったそうです。

しかし、人生の岐路に立たされた時、母親の人生の先輩としての助言が欲しかったみたいなのです。

二つの道があった時、双方の良い点と悪い点を冷静に考えてみる。

そして最終的に、どちらを選ぶかは自分の意志で決断する。

選んだからには、自分で責任を持ってやってみる。

上手くいけばもちろんOK。

逆に頑張っても上手くいかなかった場合は、また違う道を探せばいいだけのことなのです。

ここで大事なのは、上手くいく、いかないは関係ありません。

自分の意志で決断したことは、結果がどうであれ、自分で納得することができます。

なので、その時の経験を必ず次に活かすことができます。

これが他人のせいにしていると、いつまで経っても同じ結果の繰り返しです。

彼女の場合、自分の意志で決断して就職した結果、体を壊しました。

しかし、これが母親の助言による就職で体を壊していたとしたら、不満だけが残っていたかもしれません。

なので、自分の意志で決めたことだったから、結果的には良かったのですね。

世の中には自分のやっていることが上手くいかないからといって、他人のせいにする人があまりにも多い気がします。

元々自分の意志で始めた事ではないですか?

自分の意志で決めた事なんだから、他人のせいにするのではなく、自分で責任を取ったらどうですか?

他人のせいばかりしている人を見ると可哀そうに思えます。

自分が成長できるチャンスを自分で潰しているように感じます。

実はそんなことを自分の高校と中学の娘たちに時々話しますが、全く聞いてくれません。

僕と似て、頑固だからですね。

本当に困ったものです(笑)。

本日もブログを最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。