患者さんはいつもあなたの事を見ています【つじよしなり】

2016.02/05

From:つじよしなり

お昼休みの治療院にて、、、

 

 

 

先日、休診日に健康診断に行ってきました。

 

 

僕は元々病院には行かない健康なタイプなので、今回は興味津々で行きました。

 

 

早速、心電図を取った後、僕より年上の看護師さんがこんな事を言いました。

 

 

看護師:つじさんはスポーツをしてますか?

 

 

僕:スポーツというほどの運動はしてないですけど、自分で毎日筋トレはしてます。後は犬の散歩くらいですかね。何かあるんですか?

 

 

看護師:いや、脈がゆっくりなので、スポーツをされているのかと。それか全く緊張しない人かのどちらかですね。

 

 

僕:おそらく緊張しない、図太い人間だと思います。

 

 

看護師:そうでしょうね~、自信満々みたいな感じですもんね(笑)。

 

 

僕:いやいや初対面ですよね、失礼な。もう言いたい放題ですね(笑)。

 

 

こんなやり取りから健康診断がスタートしました。

 

 

次に血液検査です。

 

 

今度は別の若い看護師さんがこんなことを言いました。

 

 

看護師:好きな方の腕を出してください。

 

僕:好きな方って44年間生きてきて一度も考えたことがありませんけど?

 

 

看護師:それでは、どちらでもいいです。

 

僕:じゃあ、左を出します。

 

 

看護師:親指を他の指でグーッと握りしめてください。

 

僕:はい。

 

 

看護師:左は利き腕なんですか?

 

僕:いや、右ですけど。

 

 

看護師:普通、利き腕と反対側は血管が浮きにくくて、血を抜くのが難しいんですけど、つじさん凄い浮いてますね~。

 

僕:利き腕の方がいいんやったら、最初からそう言ってください(笑)。

 

看護師:ホントですね、すみません。

 

 

こんなやり取りで検査が進むもんですから、テーマパークで遊んでいる気分で僕を和ませてくれました。

 

 

血圧も問題ないし、体重だけが正月太りから抜け出せていないくらいです。

 

 

後は血液検査の結果待ちですね。変な病気でもなければいいのですが…。

 

 

そういえば嬉しかったのが身長が伸びていたこと。

 

 

このことを家に帰って家族に話すと、「髪の毛が伸びたからやろ!」とバカにされる始末。

 

 

僕も僕で、「あっ、そうか。」と撃沈でした。

 

 

そんなこんなで健康診断は終わりましたが、行ってみると勉強になりますね。

 

 

普段はコチラが先生という立場で患者さんと接します。

 

 

しかし今回は、その逆です。

 

 

僕が患者さん側になりますので、逆から見るといろんなものが見えてきます。

 

 

あの受付、機嫌悪いんかな?とか、

 

 

もうちょっと声を大きく出してくれたら聞き取りやすいのにな、とか、

 

 

あの人笑顔が全くないな、とか、

 

 

この受付の元気の無さは、誰か怖いお局さんが居てるんかな?とか(スカッとジャパンの見過ぎ?)。

 

 

設備とか技術とか形のある物も大事ですが、人との関係性が大事な仕事なので、やっぱり人を見てしまいます。

 

 

僕を担当してくれた看護師の方たちは楽しませてくれたので良かったです。

 

 

僕も患者さんから見られているということをもう一度意識していきたいと思います。

 

 

あなたもお客という立場の時は、人間観察をしてみて下さい。

 

 

自分の治療院に落とし込めるような気付きがあると思います。

 

 

 

 

本日も最後までブログを読んでいただき、誠にありがとうございました。