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行きつけの美容院に学ぶ、患者さんのファン作りとは?【つじよしなり】
2016.01/29
From:つじよしなり
治療院より、、、
唐突ですが、僕が通っている美容院、とても気に入ってます。
そこの美容院は、患者さんの息子さんのお店。
僕の治療院の近くに店を出すと言うので、行ってみたのです。
気に入ってる理由は、そこにいるだけで気持ち良くなれるから。
僕もいろいろ美容院に行きましたが、ここまで「自分のためにやってくれている」と感じさせる所は今まで無かったです。
「ここの部分をセットするのが難しかった」と言うと、それを踏まえてカットしてくれます。
右と左の髪の長さが違うスタイルなのに僕が「伸ばしたい」と言うと、短い方の髪を周りの人にバレないように3ヶ月かけて育ててくれます。
「今回はここをこのようにカットしました。来月になるとここの髪がこのように育ってくるので、ちょうどいい感じになります」とか言ってくれます。
そして「今回は辻さんが来る前の晩からこうしようと考えていました」など、嘘でも嬉しいことを言ってくれます(笑)。
このように僕のことをとにかく気持ち良くさせてくれます。
ただカットしてもらうだけでなく、自分も参加している感じがするんです。
体験型テーマパークの美容院版とでもいうのでしょうか?
こういうワクワク感って大事ですよね。
実は僕も治療院でこのような事を意識しています。
「○○さんが来る日なので、今日はこの治療をしようと前の日から考えました」(美容院のパクリ)
「○○さんは腰に痛みがありますが、原因は別の場所のここですので、ここから腰の痛みを取ってみますね」
「○○さんのお仕事はデスクワークなので、○○さんだけのオリジナル治療をしてみました」
「骨盤を○関節から調整するとヒップアップするので、ビフォーアフターしてみましょう」
とか言ったりして、患者さんから「自分ために治療してくれている」と思ってもらうように演出しています。
人間って、自己中心的だと思います。
自分のためだけにやって欲しい、えこひいきして欲しい。
一杯いっぱい欲しいんですね。
どのように演出すれば、また次も行きたい気分になってくれるのか?
そういうことを考えてみるのもアリだと思います。
あなたも長年通い続けているお店があるのなら、なぜ通い続けているのかを考えてみて下さい。
そのお店の演出の仕方にヒントがあるかもしれません。
そしてあなたのファンになる患者さんを一杯増やしてください!
本日も最後までブログを読んでいただき、誠にありがとうございました。