昨夏お世話になった葬儀屋さんから、案内が

過去一年間その葬儀屋さんでお葬式を出したご家族の方に、追悼慰霊祭をするとの由

その日は、仕事の都合があったので父に参加してもらうことに。

帰宅後、父からその様子を聞くと。

お坊さんを呼んで、お経をあげてもらい、

地元出身のピアニストとソプラノ歌手による歌も

しかも、その歌は3曲も

正に追悼ミニコンサート

そして、仏前にお供えくださいとのメッセージ付きでお土産まで頂いたとのこと。

ただ、お土産以上に封筒にぎっしりと詰め込まれていたのは、パンフレット。

系列の墓石店のご案内

系列の仏壇仏具店のご案内

当該葬儀店の互助会のご案内

もしもの時の葬儀マニュアル

その他諸々

思わずげっぷが出るぐらい詰め込まれていました。

でも、父曰く、大満足だったようで、

お坊さんから歌手まで手配して、

お土産まで持たせてくれたのだから、

葬儀屋は、大赤字だったのではないか、とのこと。

経費は既に払った葬儀代に含まれているか、

そうでなければ、次回もまたご利用くださいという

広告宣伝みたいなものだと考えれば、安いものでしょ、

と思ったのだけれど。

あえてそこには触れず、満足げな父の話を聞いていました。

無料で、お土産までつけてくれたと喜ぶ父

自分の葬儀もあそこでやってほしいとまで言ってました。(笑)

絶対、あの葬儀屋さんは元をとりましたよね。

人は、どうして無料というのに弱いんでしょうか。

そこにだましだとか陥れる悪意があってはたまったモノではありませんけど

無料でご招待

集客したい時のヒントですよね。