あなたは分かった気になっていませんか?【加藤高夫】

2019.07/11

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は

 

 

《共感ではなく共有する》

 

 

について

やっていきたいと思います。

 

 

あなたは

患者さんの会話に

共感しましょう!って

 

 

どこかで

教わったり

聞いたりしたことが

ありませんか?

 

 

共感とは

「相手の感情を

共有すること。」

 

 

って

辞書に書いてありました。

 

 

たしかに

これができれば

患者さんとの距離も

ぐっと縮まります。

 

 

だから

 

 

私も

最近まで

 

 

この共感を

意識してきました。

 

 

しかし

 

 

以前から

何かしっくりきていなかったのです

 

 

もしかしたら

 

 

共感は

実はできないのでは?

 

 

って

思っていたのです。

 

 

なぜなら

相手の本当の感情って

理解したり

分かることって

無理だと思ったからです。

 

 

だって

 

 

痛い!

っていっても

 

 

人それぞれ

感覚が違います。

 

 

つらいって言っても

 

 

人によって

その辛さは違います。

 

 

同じような経験しても

同じように感じているとは

限りません。

 

 

なぜなら

 

 

相手とは

今までの生き方も違いますし

経験値も違います。

 

 

さらに

 

 

感情とは

実体のないもだし

 

 

必ず

自分のフィルターを

通してしまうからです。

 

 

このフィルターは

主観が入ってしまいます。

 

 

主観とは

自分なりの解釈です。

 

 

この解釈がある限り

相手と重なることは

できないと思うのです。

 

 

しかし

 

 

これが

共感ではなく

共有するなら

可能になります。

 

 

共有とは

物や情報を

 

 

共に

所有すること

だそうです。

 

 

ここには

変なフィルターを

通しませんので

 

 

ズレが

生じにくいのです。

 

 

私が

最近意識している事は

 

 

共感するのではなく

共有する内容を

深堀していくということです。

 

 

より細かく質問し

患者さんの情報を

どんどん深掘りしていき

それを共有するのです。

 

 

共感を意識してしまうと

わかった気になってしまい

やすいのです。

 

 

あ~、それなら

わかる~!みたいに

 

 

あたかも

患者さんになった気持ちに

なってしまいます。

 

 

でも

本当に

相手と同じ気持ちに

なれると思いますか?

 

 

近い感情を

持つことはできることも

あるかもしれません。

 

 

しかし

そんなのは偶然です。

 

 

基本は無理だと思います。

 

 

これが

共有だったら

どうなると思いますか?

 

 

相手が言ったことを

ただ把握しておれば

良いのです。

 

 

このスタンスでなら

知識や敬遠がなくても

 

 

年齢が離れていても

性別が違っていても

問題がないのです。

 

 

人によっては

 

 

共有では

理解度が低い!

 

 

って

言っている人もいますが

 

 

これは

共有の確認不足だと

思います。

 

 

もしくは

共有ではなく

共感になっていて

 

 

わかった気になっている

ではないかと思うのです。

 

 

何にしても

わかった気になっているのは

 

 

とても危険です。

 

 

治療院で

大切になっているのが

 

 

ゴールの共有

痛みの場所の共有

痛みの強さの共有などなど

 

 

共有事項を

できるだけ多く

 

 

そして

 

 

こまめな

確認を行っていくことで

 

 

信頼も

深まっていくものです。

 

 

共有の項目を

増やしていくには

 

 

必然的に

質問することが

増えてくると思います。

 

 

その行為が

また信頼を深めていきます。

 

 

なぜなら

 

 

相手は

質の良い質問をされると

 

 

自分を

大切にしてもらっていると

感じやすくなるからです。

 

 

また

 

 

自分のことを

開示していくことで

 

 

心も

解放されていくからです。

 

 

ぜひ

共有するを

意識してみてください。

 

 

患者さんとの距離が

縮まって行くと

思いますよ(^ω^)

 

 

追伸)

炭酸協会では

日々の活動などを

共有し合っていきます。

 

 

上手くいったこと

逆に

困っていること

 

 

そういうことを

話し合うことで

 

 

データを

どんどん蓄積していき

 

 

まだ

経験したことのない事でも

 

 

気がつかないうちに

インプットされていて

 

 

それが

いざ経験をすることになった時に

 

 

自然と

こなしていることがあります。

 

 

もちろん

 

 

すべて

上手くいくわけではありませんが

 

 

共有し合っていることで

一人でやっている時では

 

 

得ることのできないことを

積み上げていくことができるのです。

 

 

同じ方向を向いた同士と

関われば関わるほど

 

 

濃いデータを

共有できます。

 

 

もし

 

 

常に

情報をアップデート

していきたいと思っているなら

 

 

ここに

参加してみては

どうでしょうか?

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