元気でイキイキ生きる秘訣【瀬上一憲】

2017.09/13

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえです。

 

十和田市の秋祭りは、必ず雨にたたられます。

 

今年はさすがにないだろう。

降水確率0㌫な三日間。

 

そう信じて疑わない天気予報でしたが、あにはからんや。

 

今年もお約束ごとのように降りました。

でも、祭りが始まる時間帯を避けて豪雨のような雨が一時間ほど降りまくり、その後は青空が広がるという天候でしたけど。(*^▽^*)ゞ

 

 

さて、今日の記事は、現役世代というよりは自分たちの親たちの年代にあたる人たちのお話。

 

とある会報誌を見ていて面白い記事を見つけました。

 

それには、「生きがいを持てば健康になれる」とあります。

 

それはどういうことか、というと。

 

怪我や細菌の侵入により一時的に皮膚が腫れるのが炎症。

 

 

ところが近年、これとは全く別の炎症反応が、人間の健康に大きな影響を及ぼすことがわかってきたというお話。

 

これを「慢性炎症」というのだそうな。

 

バランスの悪い食事、ストレス過多等が続くと、体内で、慢性的な弱い炎症が起こるのだと。

 

自覚することはほとんどない弱いものだけれど、健康に及ぼす影響は甚大だと。

老化を進捗させるこの炎症。

 

内臓や血管の老化

動脈硬化等の病気

認知機能の低下等々

 

加齢によって増える病気であるため、世界中でこの分野の研究が進んでいる、と。

 

そして、これらを増幅させたり、減少させたりするのはある感情が大きく左右しているということがわかってきたと。

 

それが「幸福感」という感情。

 

人の幸福感は2種類

 

一つは、食欲・物欲等に代表される一時的な欲求を満たす「快楽追求」型の幸せ

 

もう一つは、「社会への貢献」や「目的のある人生」などのより高度な「いきがい」型の幸福

 

ある研究成果によれば、生きがい型の幸福は、慢性炎症を弱めてくれるのに対して、快楽追求型の幸福は、慢性炎症を高めてしまうという正反対の結果をもたらすというが明らかになったと。

 

 

よく、社会との関わりを持つことが長生きの秘訣だと言われていますが、それが実証されたというお話です。

 

世の中のために役立つ、無視のボランティアスピリッツというのは、自分の健康のためにも良い効果を生むというになる、と。

 

その記事はこういう言葉で締めくくっていました。

 

「情けは人のためならず」

 

巡り巡ってわが身のためという諺は、科学的に見ても間違いないといえそうです。