筋肉痛には炭酸です【瀬上一憲】

2016.07/27

子供たちは、夏休みに入りました。

 

ところが、あまり気温が上がらずに夏休み「気分」が盛り上がっていない青森のせのうえです。

 

とはいいつつも、今週末あたりから東北の夏を彩る祭が各地で繰り広げられるのですけどね。

 

 

青森といえば、十和田湖を思い浮かべる方も少なからずいらっしゃるかと。

 

その十和田湖

今年は、国定公園指定から80年ということで、3週連続でイベントが開催されました。

 

そのイベントのラストを飾ったのが、今週日曜日開催された十和田湖ウォーク。

 

このイベントは、一周50㌔の十和田湖を指定時間内に歩くというもの。

 

50㌔というと、平坦なところを歩くだけでもしんどいのですが、高低差があるので、完走となると、かなりヘビィだったりします。

 

とはいっても、距離別に難易度別のコースが設けられているので家族で、職場の仲間で、学校単位でといった参加が例年見込まれているわけです。

 

ですが、今年は、このイベント自体開催が危ぶまれていました。

 

というのも、クマ活が盛んだから。

 

人に危害を及ばなければ、問題ないのですが、えさが豊富だからと言ってはたくさん子が生まれ、えさがないと言っては里に下りてくトラブルを起こす厄介者です。

 

先日は、十和田湖を熊が泳いで渡るなんて映像もテレビで流れましたからね。

 

泳げるのはシロクマだけかと思ったら、クロいクマも泳げるんです。

(・e・)(・e・)

 

レース当日もコース近くにクマ出没の報せもあったようですが、一人で歩くな、仲間数人でがやがや歩けというおたっしが出ただけで、開催されたのだと。(笑)

 

で、そのイベントに職場仲間と参加されたうちの患者さん。

 

参加される前から、翌日は筋肉痛で大変なことになるから、ケアをお願いしますって言われていたんですが。

 

その方の職場でも有志数名が参加されたそうなのですが、痙攣が治まらず、レース後、病院に搬送された方や筋肉痛で帰りの車を運転できない方等、続出したそうな。

 

大体が普段から歩いていない人たちですから。

特に田舎の人たちは、車移動が主ですから、歩き慣れていません。

 

そんな人たちが健脚を競うこと自体無理があるのですが。

 

でも、今回、うちの患者さんは、なんとかもったよう(但し、数日たってから酷いことになるパターンかもしれません)ですが、筋肉痛で歩けない同僚を当院に紹介くださいました。

ヽ(^o^)丿

 

 

お見えになられたその方。

 

完走は断念せざるを得なかったと。

それでも、30㌔は歩いたのだそうな。

 

当院に見えた段階で、まともに歩けません。

 

短パンに履き替えていただき、脹脛を診ると、むくんでいるレベルを通り越してパンパンに腫れ上がっている状態。

 

ここで、お約束の炭酸ミストの登場です。ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿

 

下半身全体と普段からコリのひどい肩、そしてハリまくっている背中から腰部に塗布

 

そして、整体となったわけですが、この方

悲鳴とも呻き声ともつかない声が院内に響き渡ります。

 

本当は、アキレス腱ケアのために、承山に一撃入れたかったところですが、あえて封印しました。(-_-;)

 

 

施術後は、筋肉痛が百パーセント解消したというわけではありませんが、ヒザの屈伸・伸脚も出来るようになりましたから、その回復ぶりに驚いていましたね。

 

 

その方曰く。

今回のレースで得た教訓

 

その一 それなりの距離を歩くときは、ポールを突きながら歩かないと無理。

(このブログでも書いていますが、猫背になると、頭の重さをカバーできず歩けなくなるということです)

 

その二 仲間の誘いだからと安易に参加しない。(笑)

 

その三 筋肉痛には炭酸が効く

十和田にはカズ整体院があるじゃないか。

 

その三については、職場に限らず、広くし誘致して下さいねと念押ししておきました。ヽ(^o^)丿