あなたの物の捉え方逆かも?【加藤高夫】

2015.09/24

From:加藤 高夫

自宅より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

突然ですが、患者様に

「どんな寝方が良いいの?」

って、質問されたりしませんか?

 

 

当院は、妊婦さんが患者様に多いので、この質問は結構あります。

 

 

みなさんなら、どのようにお答えしますか?

 

 

例えば、妊婦さんで言えば、シムズの姿勢と言って、左を下にした横向きがいいと一般的には言われています。

 

 

では、妊婦さんではなく、一般の人だったらどうなのでしょうか?

 

 

仰向け?横向き?うつ伏せ?

 

 

いろいろな考え方があるので、きっと意見もいろいろあるのでしょうね。

 

 

ちなみに私は、患者様にはこう伝えています。

 

 

「まずは寝やすいように寝てください!」って伝えています。

 

 

答えになってないじゃないかと思わないでくださいね。

 

 

これには、私なりの理由があります。

 

 

その理由を今から説明しますね。

 

 

睡眠の目的は、日中に出た疲労などを回復させる事だと私は考えています。

 

 

だから、まずは、どんな寝方でもいいのでしっかり寝る事が大事だと思うわけです。

 

 

しっかり睡眠が出来ていなければ、寝方も何もありませんからね。

 

 

そもそも寝ている時は、意識がありませんので、自分では寝方をコントロールできないのです。

 

 

だから、無意識に1番寝やすいような寝方に自然となってしまうのです。

 

 

だったら、初めから寝やすいように寝た方がいいと思いませんか。

 

 

ここからは私の考えですが、寝ている時に無意識にしてしまう寝方というのは、身体がその寝方が一番楽だと感じているからだと考えています。

 

 

だから、仮にどんなに仰向けに寝ようとしても、横向きに寝てしまう身体の癖があったら、自然と横向きに寝てしまうのです。

 

 

患者様に言われるのが

 

 

「身体が歪んだのは、いつも横向きに寝るからだと思うんですよね。」

 

 

なんて言われますが、私からすると逆だと思うのです。

 

 

すでに、横向きになるような歪みをしているから横向きに寝てしまうのです。

 

 

このようなことって、他にもあります。

 

 

例えば、歩き方です。

 

 

テレビとかの健康番組でたまに

 

 

「正しい歩き方はこうですよ!」

 

 

みたいなコーナーやっていますよね。

 

 

「背筋を伸ばして、歩幅を大きくして、かかとから付きましょう!」

 

 

って、やつです。

 

 

間違ってはいないと思います。

 

 

しかし、私の考えは少し違います。

 

 

まず、歩くという動作から考えると、歩くという動作は、片足立ちの連続行動です。

 

 

交互に片足立ちをすることで進んでいきます。

 

 

この時、片足立ちがしっかりできないと、人はどうなると思いますか?

 

 

たとえば片足を上げるとフラフラしてしまう様な人は、すぐに足を付いてしまうと思います。

 

 

こんな状態では、当然しっかり足を上げて歩くなんて出来ませんよね。

 

 

先ほどの、歩幅を広く歩くには、まずしっかり片足立ちが出来ないと無理というわけです。

 

 

もっと言うと、まずは、しっかり立てる様にならないと、しっかり歩けないのです。

 

 

だから、正しく歩くには、しっかり立つ事が出来て、しっかり片足立ちが出来る様になる事が必要なのです。

 

 

しっかり立てる様になれば、自然と足も高く上がる様になるし、自然と歩幅も広くなります。

 

 

歩幅が広くなってこれば、意識なんかしなくても、自然とかかとから足が付く様になるのです。

 

 

今回挙げた2つの例の様に、意外と逆に物事を捉えていることも多いと思います。

 

 

この部分は、すごく大切なってきます。

 

 

物事を逆に捉えてしまうと、アドバイスの内容がガラッと変わってきてしまいます。

 

 

寝方の例で言うと

 

 

「寝方が悪いと身体が歪んでしまう。」

 

 

と考えてしまった場合

 

 

おそらく

 

 

「仰向けに寝るのが正しいから、仰向けに寝てくださいね!」

 

 

みたいなアドバイスになってしまうと思います。

 

 

歩き方の例では

 

 

「足が高く上がっていないから正しく歩けない!」

 

 

と考えてしまうと

 

 

「背筋をしっかり伸ばして、足をしっかり上げて、歩幅は広く、かかとから地面に付くようにしましょう!」

 

 

みたいなアドバイスになるでしょう。

 

 

次は見方を変えてみましょうか。

 

 

「寝方が悪いのではなく、普段の姿勢が悪いから、そういう寝方をしてしまう!」

 

 

と考えた場合では、寝方ではなく

 

 

「普段の姿勢を改善しましょう!」

 

 

みたいなアドバイスになると思います。

 

 

「歩き方が悪いのではなく、しっかり立てていないことが原因だ!」

 

 

と考えた場合では

 

 

「歩き方ではなく、立ち方を改善しましょう!」

 

 

みたいなアドバイスをするでしょう。

 

 

このように、見る視点が変わるとアドバイスが変わってしまうのです。

 

 

どれが、正しいかはわかりませんが、どのように物を見るかは非常に大切ということは覚えておくといいと思います。

 

 

そこが、しっかりしていないと、治療が上手くいっても、セルフケアで壊してしまうこともありますので、十分に気をつけましょう!

 

 

今回は、物事の見方の捉え方についてお伝えしてみました。参考にしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

追伸

当院は、妊婦さんの調整を積極的に行っています。

 

 

妊婦さんの調整が上手くいっている時は、妊婦さんは自然と仰向けで寝るようになっていきます。

 

 

良い状態の妊婦さんは、仰向けでも問題なく寝れるのです。

 

 

もし、先生の院に来院されている妊婦さんがいるなら、仰向けで寝れるかどうかを基準にするのも、いいかもしれませんね。

 

 

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