アリガチな断捨離【瀬上一憲】

2022.11/22

水曜日です。

おはようございます。

 

 

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

リーマンをやめてこの世界に入って10年が経ちました。

 

 

定年後のサラリーマンが持て余すのは、

山ほどのスーツやネクタイ、シャツ、コートの類。

それはご多分にもれず私も同じ。

 

 

この仕事を始めるにあたって、

使わないであろうネクタイその他たちを処分したつもりでしたが、

それでもまだタンスの肥やしたちは一定量あります。

 

 

事実、転職後は、

ブレザーやジャケットの類い、

喪服ぐらいしか着る機会がありません。

 

 

更に、体型も変わって、ダボダボになった

スーツなんて取っておいても仕方がないのだけれど、

全て処分するのはどうにも忍びなかったりして、そのまま退蔵していました。

 

 

それでも、意識が変わってきたのは、

この夏実家の処分に際して、大量の衣類ゴミを

処分したときからでしょうか。

 

 

自分が子供の頃のものから、

両親の古い衣類までその膨大なことと言ったら、

よくもまあこれだけと呆れるぐらいの量でした。

 

 

大切に取っておいたといえば

聞こえはいいのですが、現実は違います。

 

 

退蔵しているもののほとんどは、

いつかは使うかもと取っておかれたものであっても、

日の目を見るのはごくごく稀だという事実。

 

 

その思いもあってか、

時間を見ては身の回りのものを

処分し始めたのがこの秋というわけです。

 

 

先日、甥っ子と買ったけれど

履いていないスニーカーがあるから、

サイズが合えば上げるという太っ腹な

伯父さんになる機会がありました。

 

 

そういえば、と転職するなどと

思いもしなかった頃、買った革靴が

あったことを思い出しました。

 

 

一度も履かずに取っておいたその靴たちは、

箱に入ったまま、10年間一度も日の目を見ることなく

下駄箱の中にいました。

 

 

そういう革靴たちがある一方で、

スニーカーは好きで買い集めていたという

私にも呆れるのですが…。

 

 

結局、スニーカー二足と革靴。

 

 

甥っ子は、トータル上代10万は

くだらない箱を3つも抱え、嬉々として帰っていきました。

 

 

今度帰ってきたときは

ご飯をごちそうしてくれるそうです。(笑)

 

 

『何かを手に入れるには、

何かを手放さないといけない』などと

識れたことを言うつもりはありません。

 

 

それでも、身軽になったことで

何かを得たような気分になったのは間違いありません。

 

 

ただ、気をつけなければならないのは、

スペースが出来た靴箱に入れるべく

新たにスニーカーを買い集めることでしょう。