誰も”いいね”しない理由【安治久志】

2026.02/13

商売が止まるとき。

多くの人はこう考えます。

 

・行動が足りないのかもしれない

・努力が足りないのかもしれない

・自分は向いていないのかもしれない

でも、現場を見ていると分かることがあります。

 

 

それは――

売上が落ちる前に、気力(MP)が削られている

ということです。

HPとMPという考え方

少し分かりやすく整理します。

 

 

HP=行動力・体力・作業量

MP=気力・自信・未来への信頼

ゲームと同じです。

 

 

HPが減ると動けなくなる。

MPが減ると、技が出せなくなる。

商売も、体も、この2つでできています。

 

 

治療所に来られる人のHPとMP

僕の治療所に来られる方を見ていると、はっきり分かれます。

 

 

① 体はつらいけど前向きな人(HP↓ × MP↑)

腰が痛い。

肩がつらい。

でも、

「大丈夫ですよね?」

「ちゃんと整えば戻りますよね?」

こう言える人は、回復が早い。

なぜなら、MPが残っているから。

体の回復力は、気力と密接につながっています。

 

 

② 体は動くけど不安が強い人(HP↑ × MP↓)

検査は異常なし。

仕事もできている。

でも、

「なんか不安なんです」

「このままで大丈夫ですか?」

このタイプは危険です。

HPがあるから無理ができる。

でもMPが削られている。

 

 

放っておくと、時間差でHPも落ちます。

商売もまったく同じです。

 

 

売上が落ちる本当の順番

多くの人は、

「売上が落ちたから、やる気がなくなった」

と思っています。

 

 

でも実際は逆です。

MPが先に落ちる

発信が減る

人に会わなくなる

行動が鈍る(HP低下)

売上が落ちる

売上は原因ではなく、結果。

これは体の不調と同じです。

「体が悪いから不安になる」

のではなく、

不安(MP低下)

呼吸が浅くなる

血流が落ちる

HPが落ちる

症状が出る

順番を間違えると、対処も間違えます。

なぜMPは削られるのか

削られる原因は、意外と静かです。

・比較

・将来不安

・数字の伸び悩み

・反応の少なさ

そして何より、

「自分は向いていないかもしれない」

という小さな疑念。

この疑念が、静かにMPを削ります。

怖いのは、本人が気づいていないこと。

商売は“連載”である

商売は短距離走ではありません。

 

 

連載です。

連載で一番大事なのは、

“削られない設計”

HPを削る設計

MPを削る設計

これをしていると、必ず止まります。

 

 

だから大事なのは、

行動量を増やすことではなく、

気力が戻る設計にすること。

 

 

MPを戻す3つの視点

① 数字を「評価」にしない

→ 数字は材料であって人格ではない

② 今は止まっているだけと理解する

→ 波は必ずある

③ 無理に上げようとしない

→ 整えば自然に戻る

治療も同じです。

 

 

焦る人ほど戻らない。

整える人ほど戻る。

頑張れないのは、設計ミス

頑張れない自分を責める人が多い。

 

でもそれは能力不足ではありません。

 

 

MPが落ちている状態で、

HPを上げようとしているだけ。

順番が違う。

治療でも同じです。

 

 

体が限界なのに、

さらに負荷をかければ悪化する。

まず整える。

それが原則です。

 

 

まとめ

売上が落ちる人は、

先に“気力”が削られています。

 

 

体が悪くなる人も、

先に“気力”が削られていることが多い。

気力が戻れば、行動は戻る。

 

 

行動が戻れば、数字は後からついてくる。

商売は、

頑張る人が勝つ世界ではありません。

 

 

削られない人が続く世界。

それが、あきんどの美学です。