「好きなことで生きていく」──自由を履き違えた人の末路【安治久志】

2025.07/31

「好きなことだけして生きたい」

「嫌なことはもうやめたい」

──そんな言葉をSNSでよく見かける時代になりました。

 

 

その言葉上澄みを救ったような

起業家やコンサルは消えているようです。

 

そんな言葉が流行り出した時から

疑問に思ってました。

 

それって本当に“主体性”なのか?それともただの“わがまま”なのか?

 

 

治療家として、起業家として、あるいはひとりの大人として、

私たちはどんな基準で「選択」し、「責任」を持つべきなのか?

今日はそんな問いについて、深掘りしてみたいと思います。

 

 

■ なぜ「好きで選ぶ」「嫌を手放す」と良い方向に進むのか?

 

① 心が整うと、行動の質が上がる

無理・我慢ベースの行動は、いつか必ず破綻します。

でも「好き」や「納得感」がある行動は、自然と継続できるし、創意工夫も生まれる。

つまり“主体性”とは、継続力・集中力・創造性のエネルギー源なんです。

 

 

② 自分で選んだことは、自分で引き受けやすい

他人に言われた道は、うまくいかなかったときに「誰かのせい」にしがちです。

でも、自分の意志で選んだ道なら、納得して向き合える。

責任感が育つのは、“自由”と“選択”を経験した人だけなのかもしれません。

 

 

③ 好き・嫌いの奥には、“本当の価値観”がある

「なぜこれが好きなのか?」「なぜこれが嫌なのか?」

そこを掘っていくと、価値観・本音・使命のヒントが見えてきます。

感情に向き合うことで、自分の軸が整っていくプロセスが起きるのです。

 

 

■ でもそれ、ただの“わがまま”になってない?

ここが落とし穴です。

「好き」「嫌い」だけを基準にすると、それはただの自己都合の判断になりがち。

そこで、「主体性」と「わがまま」の違いを明確にしておきましょう。

主体性とわがままの違い

 

・判断基準

自分の意思+周囲への配慮も考慮・・・主体性

自分の快・不快だけ・・・わがまま

 

・責任

自分で選び、自分で引き受ける・・・主体性

嫌なことは他人に押し付ける・・・わがまま

 

・目的

長期的な成長や継続性・・・主体性

一時的な楽さや逃避・・・わがまま

 

・結果

信頼・成果につながる・・・主体性

信頼を失うことも多い・・・わがまま

 

ざっくりとこんな感じです。

 

 

■ 「自由に選ぶ」はOK。でも「意味」と「責任」も持つ

嫌なことを手放してもいい。

好きなことを選んでもいい。

でもそれは「逃げ」ではなく「選び」であってほしい。

 

「なぜこれをやるのか?」「その選択で誰が幸せになるか?」
そう問い直すことで、“自分勝手”ではなく“自分軸”が生まれます。

 

 

■ わがままにならないための問いかけ

あなたの選択が「主体的か、わがままか」を見

極めるためのチェックポイント:

  1. なぜそれを選びたいのか?(欲求 or 価値観)
  2. その選択は誰にどんな影響を与えるか?
  3. 選んだ後の責任を、自分で引き受けられるか?

 

この3つにYESで答えられるなら、
その選択はきっと、あなたを前に進める力になります。

 

■ まとめ:整った選択は、人生を整える

「嫌なことをやらない」生き方は、ただ楽をする道じゃない。
本当にやりたいことに集中するために、“余計な荷物を下ろす”という選択なのです。

 

 

自由と責任の両方を引き受けることが、

真の“整った生き方”なのだと思います。

 

 

あなたが今日、選んだ一歩が、

“整った人生”への確かな足がかりになれば幸いです。