鳥山明から学ぶ”しがみ”ビジネス【安治久志】

2025.05/09

最近、ある講座でゲストで呼んでもらった時に

「昔のチラシ集客を今も売り続けてる人って・・・」

そんな話になった時に

“しがんでる”だけと話したんです。

 

 

確かに、よく似たタイトル、

同じような内容のセミナーや教材が今でも出回っています。

 

 

でも、ふとこんなことを思ったんです。

でもこの”しがむ”という事は決して悪いものではなく

ある事をすれば味が無くならないガムのようになるんですよ。

 

 

例えば──

ドラゴンボールを

描き続けた鳥山明さんも、しがんでるだけだったの?

と。

チラシ集客コンテンツとドラゴンボールは

ずっと同じテーマを扱っているように見えるのに、

全く違うものです。

 

 

ここに答えがあります。

 

 

違いは、たった一つ。

「創っている人」と「消費している人」

 

 

答えはとてもシンプルです。

  • 昔の成功体験を「素材」として、
    いまの時代に役立つ形へ再構築する人は、しがんでいるようで“深めている”。

 

  • 一方で、過去のノウハウや実績を「金看板」として、
    同じ話をそのまま売り続けるだけの人は、ただ“消費している”。

 

 

どちらも「同じことを繰り返しているように見える」。

 

 

でも、本質的にはまったく違うんです。

 

 

過去にしがみつく人は“消費型”。

アップデートしない自分が、価値を古くする。

 

 

昔うまくいった方法や言葉を、

「これしかない」と握りしめ続ける。

 

 

味の抜けたガムを何度もしがむようなもの。

 

 

その結果、

かつては価値があったものでも、

今では“使い古されたボロ雑巾”のように映ってしまう。

 

 

それは、時代のせいじゃない。

自分自身がアップデートしないからです。

 

 

でも本当は、ビジネスでは

しがんでいく必要があるんです。

 

 

むしろ、しがむべきなんです。

人間の学びや創造って、

“繰り返すことで深まる”構造になっているからです。

 

 

たとえば…

  • 同じ話でも、経験を積んだ今聞くと、意味の受け取り方が変わる
  • 同じ施術でも、100人目と1000人目では、手の置き方・感覚が進化している

つまり、
繰り返す=マンネリではなく、深化や熟成になり得るということ。

「しがんで良い」人の条件

ただし、誰でもしがんでいいわけではありません。

しがんでもいい人とは、
“自分の内側から新しい気づきが湧いている人”です。

  • 同じテーマでも、今の社会や人に合わせて語り直している
  • 過去の経験から、今の自分なりの視点で新しい価値を出している

こういう人が「しがむ」と、それは“再放送”ではなく、
未来への翻訳になります。

 

 

まとめ:しがむことは、深く噛んで味を引き出すこと

 

 

ガムをしがむように、同じことを繰り返しても──
味が変わるなら、それは価値の再発見。

そして、もう一度噛むことでしか出てこない栄養もある。

 

 

逆に、味がなくなったからといってポイポイ捨てていては、
本当に大切なテーマに育つ前に見限ってしまうかもしれない。

 

 

だから、しがんでいい。
いやむしろしがんでいけ。

でも──
“味が変わるように”、しがもう。

それが、今を生きる表現者・発信者の“進化のかたち”です。