情報社会に抗わない【安治久志】

2025.12/08

学校教育の“つまらなさ”は、子どもの問題ではない。

情報社会の本質問題だ。*

よく「最近の子供は集中力がない」「学校がつまらないと言う」など、
子供側に問題があるように語られます。

ですが、僕は全く違う視点を持っています。

学校がつまらない理由は、
とてもシンプルです。

学校以外の世界の方が面白すぎるから。

昔は、学校・家庭・地域だけが子供の世界でした。

テレビもチャンネルが少なくて、
「知らない世界」はほとんどなかった。

ところが今は違います。

  • YouTube

  • SNS

  • 習い事

  • ゲーム

  • オンラインの友達

  • 世界中の情報

学校より面白いことが“無限”にあるわけです。

つまり、学校がつまらないのは、
学校のせいではなく、

比較対象が増えすぎた結果の“相対的退屈”です。

情報が多い=興味が分散する時代

情報が増えたとは、
知識が増えたという意味ではなく、

-気になるものが増える
-比較対象が増える
-選択肢が増える

ということ。

刺激が増えれば、
何か一つに集中するのが難しくなる。

これは子供だけではなく、
大人も同じですよね。

YouTubeで勉強しながら
別タブでSNSを見て、
隣ではニュースが流れている。

人類史上、ここまで情報に晒された時代はありません。

これは、学校だけの問題ではない

じつは、学校がつまらなくなる構造は、

僕たちの“商売”にもそのまま当てはまります。

昔は、
情報を持っている人=価値ある人でした。

でも今は、

ネットに無料で情報が溢れている。

つまり、「情報そのもの」に価値がなくなった。

ここに気づいていない人が多いです。

情報が増えるほど、価値は「情報」ではなくなる。

では、何に価値が移動しているのか?

答えはこれ👇

情報 → 消耗

解釈 → 価値

安心 → 信頼

情報が多い時代に求められているのは

「もっと情報」ではなく
「情報の整理と導き」なんです。

学校で起こっていることは、“商売”でも起きている

つまり、

  • 子ども:学校だけでは満たされない

  • 大人:情報だけでは満たされない

構造はまったく同じです。

知識が溢れるほど、
人は迷い、疲れ、迷子になる。

だから必要なのは
“もっと情報”ではなく、

安心をくれる存在
導いてくれる存在
整理してくれる存在

です。

僕たちがやるべきは「情報提供」ではなく

「情報の意味づけ」

情報を渡す人はもう飽和している。
でも、

-視点をくれる人
-理解を深くしてくれる人
-不安を減らしてくれる人

こういう人が圧倒的に不足しています。

だからこそ、
あなたの理念、
あなたの思想、
あなたの言葉は、

まさに“今の時代に必要な教育”だと思っています。

情報が多い時代は、安心が価値になる

学校も商売も同じ。

-情報は溢れている
-選択肢も溢れている
-刺激も溢れている

だからこそ、
「安心」と「意味づけ」が価値に変わる。

僕はそう思っています。

まとめ

学校が楽しくない最大の理由は、
学校以外の世界の方が刺激が強いから。

これは商売も同じで、
情報が多いほど、
情報そのものの価値は下がります。

これからの価値は、

-導く力
-安心を作る力
-意味づける力

つまり、
人に寄り添い、迷いを解消する力

ここに移動していきます。