スーパーおばあちゃん【東野奈穂子】

2024.07/18

金曜日担当の東野奈穂子です。

 

 

先日義祖母が脳出血で倒れました

 

 

102歳ながら足腰も丈夫で話すのも達者

一人暮らしをしていますが

病院に通うことなく

身の回りのことは自分でできる

とは言え歳も歳なので

週に一度ヘルパーさんに来てもらい

掃除や買い物のお手伝いを

してもらっているそんな日々でした

 

 

義母の家と近いので毎日電話をするか

様子を見に行くかをしていましたが

倒れる前の2日間は義母の用事が重なり

電話も訪問も出来ていなかったそうで

お風呂場で倒れていたところを

ヘルパーさんによって発見されました

 

 

当時は意識もあり

救急車を呼ぶことを拒んだそうですが

義母とヘルパーさんの力では

お風呂場から担ぎ出せなかったので

救急車を呼んで検査、処置を

してもらうこととなりました

 

 

出血の範囲からして倒れてから

丸1日は経過していたと推定され

半身麻痺と毒素が全身に回っているため

とても危険な状態だと言われたそう

年齢も鑑みると2,3日が山だろうと

言われていたのですが

緊急搬送された翌日にお見舞いに行くと

嘘やろ?という光景が広がっていました

 

 

義祖母はベッドにちょこんと座って

「来てくれたんか!ありがとう!」と

死の淵をさまよった人とは思えない

元気さで迎え入れてくれました

 

 

出された食事もしっかり食べ

搬送直後は先生からは

仮に持ち直したとしても介護重視の

療養型施設へいく事を

勧められていたそうですが

先生も驚くほどの回復により

リハビリ型の療養施設で大丈夫だろうと

言われたそうです

 

 

年齢、外見だけを見てその人に偏見を

抱いてしまうことはいけないことですが

今回はそれがあったと

言わざるを得ません

 

 

今回お世話になった先生は

100歳を超えているからという理由で

この状態を乗り切れないと判断し

回復や延命よりも緩和のケアをしました

 

 

確かに100歳を超え

亡くなっていても大往生と言えます

家族も延命を望まず

安らかにと願っていたでしょう

でも義祖母は驚異的なスピードで回復し

皆を驚かせリハビリにも意欲的です

 

 

義祖母の体力、気力に

家族一同敬服するばかりです

 

 

年齢に基づいた偏見や固定観念は

捨てなければならない

義祖母に教えられました

 

 

元気になってよかった感謝です

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました