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2024.10/08
のようなもの【瀬上一憲】
2024.07/09
水曜日です。
おはようございます。
青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」
最近、とある人気芸人のYouTubeチャンネルを見ていて、
そこに出ている地下アイドルぽい女子たちの顔を見て、違和感を覚えました。
どうにも笑顔が作り物っぽいというか。
更に気になったのが頬肉を真っ二つに割くかのような切れ込み。
顔がほぼ一緒に見える3人の女子たちに対し、
その芸人が思わず「いじってる?」って聞いていました。
すると、その女子たちは
悪びれるわけでもなく、ましてや否定するわけもなく。
さも当然のごとく、「どこそこをいじっていますよ。」だって。
ほんの一寸前までは、「いじっている」ことを触れるのは
タブーに感じだったけれど、最近、垣根はかなり低くなったらしい。
頬肉が割れて見えたのは、
察するにフェイスアップのワイヤーなんだろうと理解しました。
韓国は美容整形上等な国なんだそうで、
年頃女子が親に連れられて美容整形外科に行くという
記事を見たのはしばらく前、でした。
日本でも、
いじる人はそれなりにいたのだろうけれど、
最近はK-POPブームもあって、その低年齢化に拍手がかかっているらしい。
そんな話を患者さんと話していたら、
「私達が『整体』に行くような感覚で、
最近の子は『整形』に行く。」と名言が飛び出した。
況や、小学生女子の修学旅行必須アイテムは、
「化粧水ペタペタから日焼け止めお手入れ、パック等々」の
お肌お手入れがお約束ごとらしく、
引率する先生ですら、そこまで手入れせんよ、レベルなんだそう。
当然、いじる年代もだんだん低くなっているそう。
大人を真似ている、のでしょうし、
そんな暇があるならもう少し勉強せぇよな
時期なんでしょうけれど、最近の子どもたちはそうでないらしい。
是非を云うつもりはないけれど、そういう世の中になっているらしい。
ルッキズムで容姿をとやかくいうべきでないという
風潮がある一方、その対局というべき流れも当たり前になっている不思議な世の中。
最近、見た目や痩せている太っているは
どうでも良くて、元気に楽しく生きられるだけで十分、
と思いだしている自分がいます。
それにしても、
「整形に行くのが整体に行くようなもの」な
世の中になるとは思わんかった。