あなたは相手の意図が汲み取れていますか?【加藤高夫】

2024.06/26

From:加藤 高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は《意図》について

やっていきたいと思います。

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SNSに上がっていた、

あるコラムの投稿が荒れていました。

 

 

今回は、そのことについて、

あなたにも考えてもらいたいと思って、この投稿を書いています。

 

なので、まずは、

下記のコラムを一度読んでみてもらえますでしょうか?

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あなたは、どれほど

「時間に遅れない」ことを意識していますか?

 

信用を失いたくないなら、

まず「1秒たりとも遅れてはなるものか」という気概だけは持ってみてください。

 

 

力強く申したのには、ワケがあります。

新人時代、キツく叱られ、目が覚めた経験があるからです。

 

 

この失敗談を、

あなたはどう思いますか。ちょっと考えてみてください。

 

 

その日は、19時から会社の忘年会が入っていました。

しかし、お客様対応に追われてしまい、

とても間に合いそうにありませんでした。

 

 

とりあえず、上司に報告せねば……と思い、

「すみません! 少し遅れてしまいそうです。すぐ駆けつけます」

と伝えたところ、思わぬ返答が返ってきました。

 

 

「そうか……。遅れるなら、来なくていいよ」

 

 

当時の私は、これくらいは

許されると思っていましたが、そんなに甘くはありませんでした。

 

 

「〇〇はお客様との約束も、そんな感じで遅れるの?」

「いえ、さすがにそれはありません」

 

 

「だとしたら、人の時間を軽く考えていないか?

〇〇より忙しい先輩達は、時間のやりくりをして、

遅れずに参加しているわけだよね。

誰1人、遅れていないよ。そんなところに、

先輩より仕事が少ない〇〇が当たり前のように

遅れて入ってくることってどうかな……と思うんだよ」

 

 

「すみません」

「“お金の約束を破る”、“時間の約束を破る”、

この2つをすれば、人が去っていくんだよ。

それは、その人にとってとても貴重だから。

それを〇〇がイージーに考えていることが、残念でならない」

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この投稿に対して、SNSでの反応はこんな感じでした。

 

 

「忘年会に遅れたくらいで来るなってのはブラックだ!」

「忘年会ってそんなに大事なことなの?」

「その上司は遅れたことがないのか!」

などなど。

 

 

忘年会についてとか、上司についてのコメントで荒れていた。

 

 

さて、あなたは、

このコラムを読んでみて、どんな感想を持ちましたか?

 

 

どんな感想を持つかは自由です。

 

 

そこにいけないとかそう言うことを

言いたいわけではありません。

 

 

ただ、このコラムを書いた人の

伝えたかったことはなんだったんだろうか?って考えて欲しいのです。

 

 

はたして、忘年会や上司のことを伝えたかったのでしょうか?

 

 

私はそうではないと感じます。

おそらく、コラムを書いた方の《意図》は

時間管理の重要性を、ご自身の体験を通して伝えたかったのだと思います。

これも、私の意見なので、

本当のことは、本人に確認していないのでわかりませんけどね。

 

で、

 

ここからが本題です。

私たちは、日々、たくさんの患者さんと会話していると思います。

 

 

あなたは、患者さんが

発した言葉の《意図》をどこまで理解できているのでしょうか?

 

 

もしくは、どこまで、理解しようとしているでしょうか?

それを考えてみて欲しいのです。

 

 

自分以外は、全て他人です。

当たり前ですよね。

 

 

他人の考え全てを

理解することなど、不可能だと私は思います。

 

 

しかし、少なくても、

相手が伝えたかった《意図》は理解したいものです。

 

 

とは言っても、

初めて、もしくは数回しか会ったことのない人の《意図》を

全て理解できるようになるには、

なかなかなれないかもしれません。

 

 

だからと言って、

諦めてしまったら、患者さんと

信頼関係を築く事など、到底できないと思います。

 

 

では、どうしたらいいのか?

すぐできる事としたら、それは

《相手に確認する》

だと思います。

 

 

「〇〇さんの伝えたいことはこう言う事であってますか?」

と確認する。

 

 

その繰り返しをする中で、

少しずつ、相手の《意図》がわかって来るのだと思います。

 

 

簡単に身につくものではないと思うのです。

そして私自身も、ついやりがちなのが

《わかった気になる》

です。

 

 

これは本当に危険です。

 

 

わかった気になっていると、

相手とのズレに気が付かなくて、

気がつくと信頼関係を失ってしまったなんて事も起こりえるのです。

 

 

患者さんも、やっぱり自分の事を

理解してくれない人に、身体を任せることなんてできませんからね。

 

 

これを書きながら、私自身はどうだろうと考えました。

ヤバイ!

 

 

全然、相手の《意図》が

理解できていないかもって感じました。

 

 

私は、まだまだ、相手への意識が低いです。

 

 

相手の言葉に反応し、

自分勝手の解釈を加え、それを元に、

勝手に相手のことを決めつけているところがあります。

 

 

厄介なのが、

無自覚でやってしまっているということです。

 

 

これ、本当に気をつけなければいけないです。

あなたはどうですか?

 

 

相手の《意図》に意識を向けられていますか?

相手の雰囲気や言葉だけに反応してしまっていないですか?

相手と確認しあいながら会話できていますか?

ぜひ、相手と会話している時に、

 

 

相手の《意図》に意識を向けてみるといいと思います。

新たな発見があるかもしれませんよ。

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追伸)

聞き上手な人は、

相手の《意図》を汲み取っているのだと思います。

 

 

だから、相手は理解してもらえていると感じ、

気持ちよく会話をすることが出来るのだと思います。

 

 

そんな聞き上手になるためには、

もっと相手の《意図》に、意識を持って会話をしないといけないなって感じます。

 

 

ただ、日常生活の中で、

なかなか《意図》の確認ってできないものです。

 

 

なので、やっぱりそれ以外で練習が必要かと思います。

 

 

それが、学びの場(コミュニティー)なんだと思います。

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