From:加藤　高夫

治療院より

木曜日担当の加藤 高夫です。

 

 

今回は《事実ベース的行動》について

やっていきたいと思います。

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あなたは、こんな事をしたことありませんか？

 

「これを伝えた方が相手の為になるけど、

嫌な思いをするだろうから、伝えるのはやめておこう」

あるある！

と思ったあなたは、きっと優しい人なんでしょうね。

 

 

でもね、こういう行動って、

その人のためになっているのでしょうか？

 

 

その時に伝えなかった事で、

もしかしたら、その後、どこかで何か問題が

起こってしまう可能性が出てきてしまうと思いませんか？

 

 

もし、あの時伝えておけば、その時は嫌な思いはしたかもしれないけど

今後、何かしらの問題を起こす可能性をなくすこともできたかもしれないんです。

 

 

それでね、ちょっと、ここで考えて欲しい事があります。

それは

伝えるべき事を、

気を遣って伝えなかったのは、どうしてなのだろうか？

 

 

そういう時、私たちは、一体、どこに意識を向けていたのだろうか？

人は、基本的に自分の事しか考えられない生き物だそうです。

 

 

なぜなら、

常に自分に意識を向けていなければ、

外敵から身を守れないからだそうです。

 

 

なので、

自己中心的行動って、

実は普通のことらしいのです。

 

 

先ほどの例も、

実は、自己中心的な考えが引き起こした事例なのです。

 

 

相手が嫌な思いをするかどうかは、

実際のところ、相手の問題であって、自分の問題ではないですよね。

 

 

それを勝手に、こちら側が

「嫌な思いするだろうな」と思い込んでしまっただけなのです。

 

 

なので、知っていて欲しいことは

こちら側の自己中心的な考えで行動するのではなくて

大事なのは、相手にとって《事実ベース》の行動をとる事なのです。

 

 

治療現場で例えるとこんな場面です。

「本当は明日も来てほしいけど、自費診療だから伝えにくいな～」とかです。

 

 

これって、まさしくあなたの自己中心的な考えですよね。

患者さんにとって、ベストな選択は明日も調整を受けることですよね？

 

 

これが《事実ベース》のすべきことですよね？

お金に対してどうかは、あなたが勝手に思っていることです。

 

 

伝えてみて、相手がどう感じるかは、次の話です。

 

 

まずは、伝えてみて、もしお金の問題で、

そのペースで来るのが難しいのであれば、

その事を考慮して、再度、最善の解決策を見つけて伝えていけばいいのです。

 

 

初めから、自己中心的な考えで行動をしない事が大切だと思います。

とはいえ、誰でもそういう風にしてしまいがちですよね。

だって、そういう生き物なんですから仕方ありません。

だからと言って、諦めないでくださいね。

 

 

そこで常に意識していて欲しいことがあります。

それは、《自己中的行動》ではなくて、

相手中心の《事実ベース的行動》をしていくことです。

ただし、気をつけて欲しいのは、相手への伝え方です。

 

 

《事実ベース》での意見は、

時に、相手にとって、受け入れ難いことも多々あるからです。

ですので、言葉選びには気をつけましょう。

 

 

相手の受け取れる言葉を選ばないと、

相手は拒絶してしまって、受けて入れることが難しくなってしまうからです。

これって、やってみるとわかりますが、本当に難しいです。

 

 

しかし、難しいからこそ、

これができるようになれば、本当に相手から信頼されます。

すぐにできることではないと思います。

 

 

時には、相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。

でも、それも相手の為でもあるのです。

 

 

私たちは、そういうリスクも

責任も背負って治療をしていくべきだと思います。

ぜひ、信頼される治療家を目指してチャレンジしていきましょうね。

 

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追伸）

相手にとって、

厳しいことを伝えることって、本当に難しいと思います。

しかし、そこから目を背けていては、

本当の信頼関係って結ばれないと思います。

 

 

私も、

なかなか上手くできませんが、

常にチャレンジしています。

 

 

私は、実践の場での修正点などを、

仲間にシェアする事で、新たな気づきを得ることができています。

本当に仲間には感謝です。

 

 

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