売り込み禁止【つじよしなり】

2015.01/16

From:つじよしなり

治療院のデスクから、、、

 

 

 

昨日の夜、

愛犬のポメラニアンのシュウ(オス・3歳)に

指を噛まれてしまいました。

 

 

布団の上で気持ちよく寝ているシュウを

ケージの中に入れようと

そっと抱っこしようとしたら、、、

 

 

 

「ガルルルルーッ!」

 

 

 

うなり声をあげながら、

僕の指を本気で噛んだんです。

 

 

すると右の人差指から流血してきて

めっちゃ痛かったです。

 

 

シュウは決して悪気はありません。

 

 

そういう習性もあることを忘れて

抱っこしようとした自分が悪いと

自分を責めることにしました。

 

 

治療家は手を大事にしないといけないのに

自分の不注意で何とも情けない話ですね。

 

 

絆創膏2枚分のケガでした。

 

 

 

 

さて本題です。

前回は患者さんが治療院に入ってくる前に

注意する点についてお話ししました。

 

 

今回は新規の患者さんが玄関を開けて

入ってきてからのお話しです。

 

 

 

特に新規の患者さんは

玄関を開ける瞬間はとても不安です。

 

 

「どんな先生かなぁ~」

「怖いことされないかなぁ~」

「ホントに治るのかなぁ~」

と緊張しています。

 

 

なので玄関を開けて入ってこられたら、

「こんにちは。○○さんですね。

お待ちしておりました。」

と名前を読んであげましょう。

 

 

そして、

「スリッパに履き替えて

脱いだ靴をここに入れてください。」

「荷物はこのかごに入れて

ここが待合になりますので

こちらにお掛けになってください。」

と丁寧に誘導してあげましょう。

 

 

これだけでも患者さんの不安は

少し解消されます。

 

 

更に誘導することで良いことがあります。

先生のペースで施術を進めていくことが出来るんです。

 

 

気の弱い先生は患者さんのペースに引き込まれて

こちらの言うことを聞いてくれなくなるので、

仕事がしにくくなりますので注意しましょう。

 

 

 

 

次に問診票に記入をしていただきますが、

当院ではその前に質問票にも

記入をお願いしています。

 

 

なぜ質問票を作っているかというと

当院はお試しキャンペーンで、

初回は70%OFFで施術しています。

 

 

なので安いから1回だけ受けようとする人が

どうしても来てしまうのです。

(1回で完治すればいいのですが…)

 

 

そこで、

そういう人かどうかを判別するために

質問票に答えてもらっている訳です。

 

 

 

その内容は、

当院の施術方針についてとか、

自分の症状はどれくらいの期間で良くなるのか、

もし良くなったらメンテナンスしたいかどうか、

そして最後に究極の「3つの質問」に

答えてもらっています。

 

 

これを見るだけで

患者さんがどれくらいの思いで

当院に来られたのかが分かります。

 

 

「再発しないようにメンテナンスもお願いしたい」

という人もいれば、

「今の痛みが取れたら、それでいい」

という人もいます。

 

 

その思いを理解しないで、

こちら側の売上を上げたいがために

高額な回数券などを無理に売り込んだりしてしまうと、

患者さんが引いてしまいます。

 

 

なので、

僕は患者さんの気持ちや体の状態に沿って

適切な提案をしようと努力しています。

 

 

自分の売上でなくて、

患者さんにとって適切な提案をすること。

 

 

そうすることで患者さんとの信頼関係も

強くなっていきます。

 

 

そしてその信頼関係の積み重ねが

あなたの売上を上げていくのです。

 

 

あなたももう一度患者さんにとっての

適切な提案をしてみてください。

 

 

 

 

 

次回は施術中の注意点についてお話しします。

 

 

 

本日もブログを最後までお読みいただきまして

誠にありがとうございました。