順番間違えてませんか?【加藤高夫】

2015.01/08

From:加藤 高夫

自宅より

 

木曜日担当の加藤 高夫です

 

さて

皆さんはどんな正月を過ごしましたか?

 

私は

実家で兄弟家族とともに

実家でのんびり過ごしました。

 

そんな中

昔話をしていた時のことです。

 

「小学生の頃、母親が買ってきた服のセンスがなく嫌々ながら着ていったよね~。」

 

なんて

笑いながら話が盛り上がっていた時の母の一言

 

「そうなの?」

「喜んでると思ってた!」

 

だそうです。

 

母は

私たちが動きやすくて

尚且つ丈夫な素材の服を一生懸命探して買ってきてくれていたのですが

 

私たちは

そんな事は望んでいなかったので実は満足していなかったのです。

 

でも

母が私たちのことを考えて

買ってきていたのを知っていたので何も言えなかったんですね。

 

こういうことって

実は治療院でもよくあることなんです。

 

私たちは治療のプロです。

 

患者様のために

一生懸命アドバイスや治療をします。

 

しかし

患者様はそんな事は

求めていなかったりします。

 

例えば

仮に腰痛の妊婦さんがお店に来たとします。

 

この時

妊婦さんは

腰痛を何とかして欲しいと思っているわけです。

 

しかし

腰痛を何とかして欲しいと思っている妊婦さんの要望を無視して

 

「当院の目的は安産になる体つくりが目的の調整なので

そのための調整はあーだこーだ・・・」

 

なんて説明をしちゃうとどうなると思いますか?

 

これは

患者様の求めていることではないので

 

どんなに素晴らしいことを説明や治療をしても価値が伝わらないのです。

 

だから当然患者様は

満足しないのです。

 

まずは

腰痛に対しての説明やアプローチが大切で

これが出来ていれば仮に症状が変化していなくても満足してくれるのです。

 

患者様の要望に応えてあげているから

先生からの提案が価値あるものとして伝わるのです。

 

先生に技術があるのに

リピートがうまくいっていないようなら

この順番を間違えている可能性があると思います。

 

リピートに困っているようなら

 

この順番を意識するだけで

リピートが増えると思いますよ!

 

今回は

今年初めということで趣向を変えてみました。

参考になればと思います。

 

もしあなたが

妊婦さんの施術の仕方を勉強したいと思っているならこちらを見てください(^O^)

https://www.mlritz.com/mredirect.php?p1=162&p2=1200&p3=0&p4=66313