うつる?【瀬上一憲】

2020.12/15

水曜日です。

おはようございます。

青森のせのうえかずのりこと「あおのりです。」

ここのところ書いている

内容が自分自身の体に起こった変調に

由来することばかりで大変恐縮しています。

今回は多分、そのラスト。

うつ症状です。

「鬱になるから身体が不調になる」のではなく

「身体が不調になると鬱を誘引する」ということがわかりました。

体温低下、便秘、血圧の低下、

目眩等々により、心が病むんです。

そして、これは自論なのですが、

「鬱」はあっても、「鬱病」はないとも思います。

数多ある心療内科にかからずに戻ってこられたのは幸いかと。

その道の専門家を自称する人に合わなかったことも幸い。

仕事自体は普通にしていましたが、

空き時間ふと観るユーチューブの動画。

これが今思うと、どうしてそれを探し出してきて、

見続けていたのか大層不思議なのですが、そればかり見続けていました。

いわゆる害獣駆除動画です。

増えすぎて、農作物を食い荒らし、

害をなす動物の駆除の様子が動画で公開されています。

人間に害が及ぶ動物の駆除は必要だと思っています。

命をいただくことで、我々は

肉を口にしていることも十分承知しています。

猟銃で仕留める場合もありますが、

罠猟で捕まえた獣たちを止め刺しして、

血抜きをする様子を延々と見続けた私でした。

画面に映るのは、

猪、鹿、アライグマ、アナグマ、タヌキ等々だったのですが、

それを見続けていた自分の目にはそれが、自分自身であったのか、

患者を顧みない医者であったのかは、不明です。

それが不思議なもので、体調が回復傾向になると、

自然とそういう動画は観ることもなくなるもので。

いつもの、ながら仕事のお友達「80年代の音楽」や

とんねるずの石橋氏がやっている「貴ちゃんねるず」が

最近のお気に入りだったりします。

先に鬱はあっても、鬱病はないと書きましたが、

病気というよりは、鬱と爽の状態には誰もがなりうるものだからです。

それが極端に振れると

そこからなかなか立ち直れなくなりますが。

最近、「コロナ鬱」を

詠う悪徳連中が多いのだそうで。

そりゃあ、コロナで気が滅入る状態を楽しいと

思う人はいないわけで、今まで普通だったことを

制限されることが嬉しいと思う人もいないわけで。

コロナ鬱が疑われたら、

お近くの心療内科へご相談を、

というまことしやかな宣伝をマスコミも

一緒になって垂れ流しますから。

コロナはうつるかもしれないけれど、

心の鬱病なんてものは伝染りませんからね。

ソッチのほうがよっぽど怖かったりします。

心を蝕みますから。